特許
J-GLOBAL ID:200903051719333272

風向調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-153477
公開番号(公開出願番号):特開平7-009845
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【構成】 自動車の車室に開口するベンチレータ11に風向調整装置を設ける。筒状のケース体12の通風路14に、弾性変形可能な垂直ルーバ21〜25を並設する。各垂直ルーバ21〜25の中央軸部21c 〜25c を回動自在に軸支し、前後の軸部21f 〜25f ,21i 〜25i を回動自在かつ前後動自在に軸支する。各垂直ルーバ21〜25の上下に、それぞれ前後一対のリンク体61〜64を進退自在に設ける。モータおよびギアユニット45により各リンク体61〜64を進退駆動する。各リンク体61〜64から、各垂直ルーバ21〜25の両側面に当接する押圧ピン71a 〜75a ,71b 〜75b を突設する。外側の押圧ピン71a ,71b ,75a ,75b は間隔を狭く設定し、内側の押圧ピン73a ,73b ほど間隔を広く設定する。【効果】 風向が滑らかに、かつ、多彩に変化し、自然風に近いゆらぐような快適な配風を実現できる。通気抵抗が小さく、騒音も抑制できる。
請求項(抜粋):
ケース体内側の通風路に複数の風向調整羽根を並設し、これらの風向調整羽根を、駆動手段により進退駆動されるリンク体により連動させて風向を調整する風向調整装置であって、前記ケース体は、このケース体の両側方向に沿って所定の間隔で複数設けられた軸支部と、各軸支部の下流側にそれぞれ設けられた前部案内部と、各軸支部の上流側にそれぞれ設けられた後部案内部とを備え、前記各風向調整羽根は、それぞれ可撓性を有する板状をなし、前記軸支部に回動自在に軸支される中央軸部と、前記前部案内部に回動自在かつ上下流方向に進退自在に支持された前部軸部と、前記後部案内部に回動自在かつ上下流方向に進退自在に支持された後部軸部とを備え、前記リンク体は、それぞれ前記ケース体の両側方向に沿って進退自在に設けられた前部リンク体および後部リンク体を有し、前記前部リンク体には、前記各風向調整羽根の中央軸部と前部軸部との間に位置する部分の両側面に対向してそれぞれ対をなす当接部が設けられ、前記後部リンク体には、前記各風向調整羽根の中央軸部と後部軸部との間に位置する部分の両側面に対向してそれぞれ対をなす当接部が設けられているとともに、これらの対をなす当接部間の離間寸法は、互いに複数の寸法に異ならせて設定され、前記駆動手段は、前記前部リンク体と前記後部リンク体とを前記ケース体の両側方向に沿って互いに反対方向に進退駆動することを特徴とした風向調整装置。
IPC (2件):
B60H 1/34 ,  F24F 13/15

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