特許
J-GLOBAL ID:200903051723609215

ミシンの釜装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-119908
公開番号(公開出願番号):特開平8-309067
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 縫製物の糸締りを良好にすると共に、騒音を大幅に低減できるミシンの釜装置を提供することである。【構成】 外釜2の内側に相対回転可能に支持された中釜1の外周縁部に釜止め用の凸部60を備え、前記外釜2の近傍のミシン本体には、前記中釜1の凸部60に嵌合して前記中釜1の回転を阻止する凹部72を備えたストッパ74を設ける。また、前記ストッパ74の近傍には、前記外釜2の回転に同期して前記ストッパ74を作動するカム部材80を設ける。そのカム部材80は、常には前記中釜1の回転を阻止しているが、上糸ループが釜抜けする時期に前記ストッパ74を作動してその凹部72を一時的に前記凸部60から離間させて上糸ループの釜抜けを許容する。
請求項(抜粋):
一軸線の周りに回転可能に支持された外釜と、その外釜の内側にその外釜に対して相対的に回転可能に支持され、かつその外周縁部に係合部を備えた中釜と、前記中釜の係合部に当接することにより、前記中釜が外釜の回転に伴って同方向に連れ回りすることを阻止するストッパとを備えたミシンの釜装置において、前記ストッパは、前記中釜の係合部に当接したときその中釜の前記外釜と同方向の回転及びその反対方向の回転を阻止するように構成する一方、縫目の形成に際して前記中釜の回りを周回する上糸ループが前記係合部の位置を通過する所定の時期に、前記ストッパを前記係合部から離隔する方向に駆動する駆動手段を備えたことを特徴とするミシンの釜装置。

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