特許
J-GLOBAL ID:200903051723826720

斜板型可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-031775
公開番号(公開出願番号):特開2000-230479
出願日: 1999年02月09日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機の大型化を招くことなく、傾斜角度(吐出容量)を制御する。【解決手段】 斜板110をシャフト101の軸線101aに対して異なる2方向(傾斜角度θが増減する方向、及び角度αが増減する方向)に傾けるとともに、ピン115を中心として傾斜角度θが増減する方向に揺動させる。これにより、複数本のピストン111のうち上死点に到達するピストンが、傾斜角度θが大きくなるほどシャフト101の回転方向前進側に移動するので、シャフト111の軸線101aとピンの軸線115aとの距離を小さくしても、腕の長さLuが大きくなることを抑制できる。したがって、圧縮機100の大型化を招くことなく、傾斜角度θ(吐出容量)を制御することができる。
請求項(抜粋):
シャフト(101)の軸線(101a)に対して傾いた斜板(110)と前記軸線(101a)と前記斜板(110)とのなす角(θ)を変化させることにより、往復運動する複数本のピストン(111)の行程を変化させる斜板型可変容量圧縮機であって、前記シャフト(101)及び前記斜板(110)を収納するとともに、前記ピストン(111)が収納される複数本のシリンダボア(112)を前記シャフト(111)周りに有するハウジング(102)と、前記斜板(110)を支持するとともに、前記斜板(110)を前記シャフト(111)と一体的に回転させる支持部材(114)と、前記斜板(110)と前記ピストン(111)とを連結する連結部材(113)とを備え、前記支持部材(114)は、前記斜板(110)の瞬間中心を固定した状態で前記軸線(101a)と前記斜板(110)とのなす角(θ)を変化させることができるように前記斜板(110)を支持し、さらに、前記軸線(101a)と前記斜板(110)とのなす角(θ)が大きくなるほど、前記複数本のピストン(111)のうち上死点に到達するピストン(111)が前記シャフト(101)の回転方向前進側に移動するように前記斜板(110)が傾いていることを特徴とする斜板型可変容量圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 27/14
FI (2件):
F04B 27/08 L ,  F04B 27/08 S
Fターム (10件):
3H076AA06 ,  3H076BB33 ,  3H076BB38 ,  3H076CC12 ,  3H076CC16 ,  3H076CC20 ,  3H076CC27 ,  3H076CC31 ,  3H076CC36 ,  3H076CC83

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