特許
J-GLOBAL ID:200903051724824128

車両の操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-350383
公開番号(公開出願番号):特開平6-171534
出願日: 1992年12月02日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 ヨーレイトを用いて後輪の転舵角を制御する場合、左右の従動輪の車輪速差に基いて演算した推定ヨーレイトと、ヨーレイトセンサにより検出された実ヨーレイトとを比較して、ヨーレイトセンサのフェイルを判定するときのフェイル判定の信頼性を高める。【構成】 ABS/TCS作動中、車速が零、舵角が所定値以上、ブレーキスイッチのON、悪路、予備タイヤ装着等の所定の走行状態、及び車輪速センサ、舵角センサの故障時に、判定条件を緩和(中断も含む)する。【効果】 所定の走行状態等で、直ぐにヨーレイトセンサのフェイル判定を確定することなく、推定ヨーレイトの演算値の信頼性を高め、かつヨーレイトセンサのフェイルも確実に検知できる。
請求項(抜粋):
ヨーレイトを検出するヨーレイトセンサと、このヨーレイトセンサにより検出されたヨーレイトを用いて後輪の転舵角を制御可能な後輪転舵手段と、左右の従動輪の車輪速を検出する車輪速センサと、この車輪速センサの出力を受け左右の従動輪の車輪速差に基いて推定ヨーレイトを演算する推定ヨーレイト演算手段と、前記ヨーレイトセンサにより検出された実ヨーレイトと推定ヨーレイトとを比較してヨーレイトセンサのフェイルを判定するフェイル判定手段とを備えた車両の操舵装置において、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記走行状態検出手段の出力を受け、所定の走行状態のときに、フェイル判定手段における判定条件を緩和する判定条件緩和手段とを設けたことを特徴とする車両の操舵装置。
IPC (5件):
B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D105:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00

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