特許
J-GLOBAL ID:200903051731473764
回転電機の回転子の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-329327
公開番号(公開出願番号):特開平8-331813
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【課題】 略コ字形の上下コイル導体の接合作業性を向上させる。【解決手段】 プレートを複数枚積層して一体とした電機子鉄心12のスロットに、絶縁処理を施して下層コイル導体15と上層コイル導体14を順次収容し、各コイル導体の先端面14d、15dを溶接した後に、電機子鉄心12の中央部に回転軸を嵌着する。先端面14d、15dの接合時には、回転軸が嵌着されていないため、下層コイル導体15を保持冷却する下導体冷却治具46の寸法及び熱容量を大きくしたものを用いることができるため、溶接時の冷却、保持が安定し、溶接の作業性が向上するため、生産効率が向上する。また、下導体冷却治具46を回転自在に配設すると、電機子鉄心12を回動させながら順次溶接ができる。さらに、下導体冷却治具46内に冷却用液体を循環させる空間を設けて、冷却用液体で冷却すると、溶接が安定する。
請求項(抜粋):
複数のスロット内に収納され前記スロットの両端から突出するコイル片と、これらコイル片の両端から径方向内側に延びる一対のコイル端部とを有する上層および下層コイル導体を備えた電機子鉄心を準備し、前記下層コイル導体のコイル端部の径方向内端部と所定角離れた前記上層コイル導体のコイル端部の径方向内端部とを電気的に接合する接合工程を行って前記電機子コイルを形成し、その後に、前記電機子鉄心の中央部に回転軸を嵌着することを特徴とする回転電機の回転子の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H02K 15/02 H
, H02K 15/04 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平2-241346
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特開昭56-132149
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特開昭63-110935
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