特許
J-GLOBAL ID:200903051733516207

正倒立両用液体噴出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-187725
公開番号(公開出願番号):特開平11-019541
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 正倒立両用液体噴出容器の容器体内液体を、シリンダ内へ吸込むための液体吸込み通路の構成を簡素化した。【解決手段】 液体噴出器の下面から垂下する液体吸上げ筒2の下端部へ、正立時用逆止弁13を有する第1連結筒5の上部を、又該第1連結筒の下部内へ、倒立時用の逆止弁19を有する第2連結筒14の上部を、更に該第2連結筒14の下部へ吸上げパイプ23の上部を、それぞれ嵌合させて容器体31内へ垂下した。
請求項(抜粋):
容器体口頸部に装着させた、トリガー式ないし縦形ポンプ式の液体噴出器の下面から、該液体噴出器が有するシリンダと連通させて容器体内へ垂下する液体吸上げ筒2の下端部へ、第1連結筒5上部を、該第1連結筒下部内へ第2連結筒上部を、更に該第2連結筒14下部へ吸上げパイプ23上部を、それぞれ嵌合させて容器体内へ垂下させ、第1連結筒5は、筒部6の下部を外向きフランジを介して大径筒部7とすると共に、外向きフランジ上方の筒部分の下部内面に、仕切壁8を横設して該仕切壁に、筒部外面から仕切壁内を通って仕切壁中央部上面へ開孔9aする第1弁孔9を、かつ該弁孔側方の仕切壁外周部分に仕切壁上下を連通する通水孔10を、それぞれ穿設し、又上記仕切壁中央開孔9aの上部周縁を第1弁座11として該弁座上へ載置させた第1玉弁12で正立時用逆止弁13を形成し、かつ第1玉弁上方に適当間隙をおいて、筒部分内面ないし吸上げ筒2の下部内面に第1玉弁支持用突起4を付設し、第2連結筒14は、筒部上端に内向きフランジ15を付設して該フランジのフランジ孔16を上記通水孔10と連通させると共に、その内向きフランジ下面を第2弁座17として、該第2弁座に接してフランジ孔16を密閉可能な第2玉弁18を筒上部内へ上下動可能に遊嵌させると共に、それ等第2玉弁18と第2弁座17とが形成する倒立時用逆止弁19開弁状態で、第2玉弁18を支持する第2玉弁支持用突起20を筒部内面へ付設したことを特徴とする正倒立両用液体噴出器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-157352

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