特許
J-GLOBAL ID:200903051738119591

運動変化検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-354809
公開番号(公開出願番号):特開平7-146161
出願日: 1992年09月10日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 運動の速度、加速度変化の相関を表す運動のパワー、アクションからなるS/N比の優れた運動記述パラメータを用いた運動変化検出装置とその検出信号を利用した制御装置を提供する。【構成】 対象とする物体の運動1、その運動変位を信号として抽出する信号化手段2a、その信号を運動変位記述と後段の信号処理のため時系列パラメータとするデジタル化手段3a、微分出力手段4a、2次微分出力手段5a、アクション出力手段6a、パワー出力手段7a、波形比較、波形認識、レベル比較の判定出力手段8a、各過程の出力をモニターするための映像出力手段9a、判定出力8aによる警報出力手段10a、制御量算出及びその制御出力手段11a、制御装置12aをもって構成される。また、別の物体の運動13は物体の運動1と相互作用があり、相互の情報交換は破線で表示されている。
請求項(抜粋):
対象とする運動物体の運動を信号として抽出するために、その運動を時系列化されたパルスの時間間隔に比例する信号として抽出する信号化手段と、前記信号抽出手段より抽出された時系列信号から、パルスの時間間隔もしくは分周化手段により分周されたパルスの時間間隔を連続計測しその時間をパラメータTとするデジタル化手段と、デジタル化手段によりサンプル抽出されたパラメータTを時間列 123、・・mに基ずいて、直接もしくは適当な平滑手段を施しT1、T2、T3・・Tmと時系列化し、それらTの任意時間間隔n(n=123、・・・)での差、即ちTmとTm-nとの差に比例する量を時刻tmでの1次差分値△Tm,nとして求める微分出力手段と、前記微分出力手段により入力された時系列△Tj,n(j=12、・・m)の 任意時間間隔k(k=12、・・)での差、即ち△Tm,nと△Tm-k,nとの差に比例する量を時間tmでの2次差分値 △2Tmn,kとして求める2次微分出力手段と、前記微分出力手段により入力された時系列△Tj,n(j=12、・・m)の a乗値の、任意時間間隔k(k=12、・)での差、即ち(△Tm,n)aと(△Tm-k,n)aとの差に比例する量を時刻tmでのa乗値の差分値として求めその時系列化されたパラメータを時刻tmのa乗アクション、更に△Tm,nと△Tm-k,nとの和に比例する量と前記2次微分出力手段から得られた△2Tmn,kとの積を加速度アクションとし時刻tm の時系列化されたパラメータをそれぞれアクションACm、ACm’とするアクション出力手段と、前記微分出力手段により入力された△Tm,n と、2次微分出力手段より入力された△2Tmn,kとの積を求め、その積の時系列化されたパラメータを時刻tmのパワー、Pmとするパワー出力手段と予期される運動変化の特徴を抽出するために、その変化に対応する前記出力手段で出力されたアクションACm、ACm’とパワーPmの波形変化の認識から特徴を抽出する波形認識出力手段と前記アクションACm、ACm’とパワーPmに対して別途設定された設定運動変化量に比例するしきい値とのレベル比較認識の出力手段と前記運動変化を制御する必要のある時、前記アクションACm、ACm’とパワーPmに対して別途設定されたレベルからの変位量を運動変化の制御に変換する制御出力手段とを備えてなる運動変化検出装置。
IPC (5件):
G01D 21/00 ,  G01D 5/12 ,  G01H 17/00 ,  G01P 15/00 ,  A61B 5/11

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