特許
J-GLOBAL ID:200903051747856140

インフレータブルシートベルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-219469
公開番号(公開出願番号):特開平6-064493
出願日: 1992年08月18日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】車両側方から大きな衝撃が加えられた場合にも、より一層確実にかつ十分に乗員を保護することのできるようにする。【構成】車両側方衝突時等の緊急時に車両横方向に生じるきわめて大きな加速度が第1設定値以上であると、車両前後方向の減速度の場合と同様にガスジェネレータが作動して、肩ベルト2がほぼ瞬時にかつ確実に膨張する。その場合、第1および第2アンカー6,20間の肩ベルト部分2aも大きく膨張するので、乗員Mの頭部および顔が、横方向の加速度により、膨張した肩ベルト部分2aに当接する。このため、乗員Mの頭部および顔に加えられる大きな衝撃荷重は緩和され、乗員Mの頭部および顔が確実に保護される。
請求項(抜粋):
車両衝突時等の緊急時に発生する車両加減速度が第1設定値を超えたとき、作動してガスを発生するガス発生手段と、乗員当接部の少なくとも一部が袋状部分に形成されており、前記ガス発生手段からガスが発生されないときは所定幅の帯状に保形されるとともに、前記ガス発生手段から発生したガスが導入されることにより前記袋状部分が膨張するウェビングと、車両減速度が前記第1設定値より小さな第2設定値以下のときはこのウェビングの巻取りおよび引出しを自由に設定するとともに、車両減速度が前記第2設定値を超えたときは前記ウェビングの引出しを阻止するリトラクタと、前記ウェビングに連結されたタングと、このタングが係脱可能に挿入係合するバックル装置を少なくとも備えているインフレータブルシートベルト装置において、更に、前記ウェビングの前記袋状部分を案内する第1案内部材およびこの第1案内部材より下方に位置する第2案内部材とを備え、前記第1案内部材および前記第2案内部材により、これら第1案内部材および第2案内部材間に位置する前記袋状部分が、少なくとも前記乗員の側方の近傍に位置されていることを特徴とするインフレータブルシートベルト装置。
IPC (2件):
B60R 21/18 ,  B60R 22/12
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-258239
  • 特開昭57-011663
  • 特開平2-063954

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