特許
J-GLOBAL ID:200903051756738878

アルミニウム製熱交換器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-237342
公開番号(公開出願番号):特開平5-228620
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 本考案は、製造コストが低く、ろう付け作業が容易で、しかも、優れた接着強度を有するアルミニウム製熱交換器の製造方法を提供することを目的とする。【構成】 被熱交換流体が流れる流路面にろう材がクラッドされおらずかつ突縁部を有する扁平管を、ろう材がクラッドされたヘッダタンクの扁平管挿入孔に挿入してコアを形成し、これに非腐食性フラックスを塗布した後に、炉中に入れて所定温度に加熱するようにした。
請求項(抜粋):
内部に被熱交換流体が流通する薄肉の複数の扁平管(2) を相互に平行に設け、これら扁平管相互間にアルミニウム製の伝熱フィン(4) を介装することにより形成したコア(8) を、所定長離間して対設された厚肉のアルミニウム製ヘッダタンク(1,1) 間に設けるとともに前記扁平管(2) とヘッダタンク(1,1) とを連通するように組付け、炉内で一体的にろう付けするようにしたアルミニウム製熱交換器の製造方法において、前記扁平管(2) は、一面にろう材(2a)が設けられ他面にろう材が設けられていない帯板を、軸方向両端が開口されかつ前記ろう材(2a)が設けられていない面が内側となり、内部に前記被熱交換流体が流通する流路(R) が形成され、しかも一方または両方の側端に突縁部(5) が形成されるように、前記流路(R) の軸線に沿って折り曲げ成形し、この扁平管(2) を用いて前記コア(8) を形成し、該コア(8) に前記ヘッダタンク(1,1) を取付けた状態でろう付け炉内に挿入し、扁平管(2) の両端が接合される前記アルミニウム製ヘッダタンク(1) に設けられたろう材(1b)の一部により前記突縁部(5) の合わせ面(5a)間をろう付けするようにしたことを特徴とするアルミニウム製熱交換器の製造方法。
IPC (4件):
B23K 1/00 330 ,  F28F 1/02 ,  F28F 1/40 ,  B23K101:14

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