特許
J-GLOBAL ID:200903051769034896

超音波散乱体をイメ-ジングするための方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-330789
公開番号(公開出願番号):特開2000-157548
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 超音波画像の音響フレーム・レートを増大させる。【解決手段】 高フレーム・レートで且つ高分解能(すなわち、小さなfナンバ)の超音波イメージングのデータが、物理的に分離した多数のビームを同時に送信すると共に、受信中に2つ以上の走査線についてのイメージング・データを取得することを含む手法によって取得される。空間的アポダイゼーションを用いて、送信ビーム形成に影響を与えると共に、トランスデューサ・アレイ(10)の素子(12)の1回のファイアリングによって、追加のタイミング発生電子回路を用いることなく、2つの制御されフォーカスされた物理的に分離したビームを形成する。
請求項(抜粋):
多数のトランスデューサ素子を含んでいて、超音波を送信して、超音波散乱体により反射された超音波エコーを検出する超音波トランスデューサ・アレイと、前記多数のトランスデューサ素子にそれぞれ結合されていて、多数のパルサ起動信号に応答して、送信アパーチャを形成する選択されたトランスデューサ素子をパルス駆動する多数のパルサと、前記トランスデューサ・アレイに垂直な軸に対して所定のステアリング角を有するフォーカスされた超音波ビームに対応するように、それぞれの所定の時間遅延により前記多数のパルサ起動信号を発生する送信ビームフォーマと、前記選択されたトランスデューサ素子の送信ファイアリング中に、前記多数のパルサに対してそれぞれのアポダイゼーション重み係数を適用するアポダイゼーション作成器であって、前記それぞれのアポダイゼーション重み係数は、前記選択されたトランスデューサ素子が、前記送信ファイアリング中に第1及び第2のステアリング角をそれぞれ有していて前記所定のステアリング角に対してその両側に変位されている第1及び第2の超音波ビームを送信するという特性を有するようにアポダイゼーション関数に従って決定されている、アポダイゼーション作成器と、前記トランスデューサ・アレイに結合されていて、前記送信ファイアリングの後に受信アパーチャを形成する選択されたトランスデューサ素子から1組の受信信号を受信する受信器と、前記1組の受信信号から、前記第1のステアリング角に対応している第1のビーム加算された受信信号と、前記第2のステアリング角に対応している第2のビーム加算された受信信号とを形成する受信ビームフォーマと、前記第1のビーム加算された受信信号の関数である第1の走査線と、前記第2のビーム加算された受信信号の関数である第2の走査線とを有する画像を表示する表示モニタと、を備えていることを特徴とする、超音波散乱体をイメージングするためのシステム。
IPC (2件):
A61B 8/14 ,  G06T 1/00
FI (2件):
A61B 8/14 ,  G06F 15/62 390 D
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-155843
  • 特開平3-155843
  • 特開平3-155843

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