特許
J-GLOBAL ID:200903051773659973

制振構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-127807
公開番号(公開出願番号):特開平6-058005
出願日: 1991年05月30日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 免震ゴムの鉛直方向の剛性を低くした場合にも主構造物の水平方向の振動及びロッキング振動を抑制することができる制振構造物を得る。【構成】 主構造物10と基礎12との間には免震ゴム14が介在されている。制振構造物の制振機構16は、第1の補助質量18を主構造物10の水平運動による下端部の変位を抑制する方向へ変位量に正比例した所定の梃子比で移動させるロッド20と、第2の補助質量24を主構造物10の回転運動による変位を抑制する方向へ変位量に正比例した所定の梃子比で移動させるロッド26、28と、を備えている。制振機構16の減衰係数、各補助質量の大きさ、各ロッドの梃子比は、所定の減衰定数hC に対し、質量マトリックスM、減衰マトリックスC、剛性マトリックスK、外乱の位置ベクトルiC 及び固有振動数ωC に、(ωC )2・M・iC =K・iC2hC ・ωC ・M・iC =C・iCの関係が成立するように設定されている。
請求項(抜粋):
免震ゴムによって構造物を支持するようにした制振構造物であって、第1の補助質量と、外乱により生ずる前記構造物の振動に伴う構造物の水平方向運動による変位を抑制する方向へ前記変位に正比例した移動量で前記第1の補助質量を移動させる第1の移動手段と、第2の補助質量と、前記構造物の振動に伴う構造物の回転運動による変位を抑制する方向へ前記変位に正比例した移動量で前記第2の補助質量を移動させる第2の移動手段と、を備えた制振機構が設けられていることを特徴とする制振構造物。
IPC (4件):
E04H 9/02 331 ,  E04H 9/02 341 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/04

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