特許
J-GLOBAL ID:200903051780455933

車両の操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-129169
公開番号(公開出願番号):特開2005-306313
出願日: 2004年04月26日
公開日(公表日): 2005年11月04日
要約:
【課題】 人間の知覚特性に合わせて車両を操舵することにより車両の運転を易しくするとともに、中立位置にて発生する操舵ハンドルの振動を防止する。【解決手段】 ステアリングバイワイヤ方式の操舵装置において、変位-トルク変換部51は操舵角θを操舵トルクTdに変換する。このとき、操舵トルクTdを、所定の操舵角θz未満では一次関数に従い操舵角θz以上では指数関数に従って計算する。トルク-横加速度変換部52は操舵トルクTdを指数関係にあり人間が知覚し得る見込み横加速度Gdに変換する。転舵角変換部53は見込み横加速度Gdで車両が運動するために必要な目標転舵角δdを計算する。転舵制御部60は転舵輪を目標転舵角δdに転舵制御する。運転者は横加速度を感じながらハンドル操作を行なうので車両の運転が易くなるとともに、操舵ハンドル11は中立位置にて操舵トルクTdが0とされるので振動しない。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
車両を操舵するために運転者によって操作される操舵ハンドルと、転舵輪を転舵するための転舵アクチュエータと、前記操舵ハンドルの操作に応じて前記転舵アクチュエータを駆動制御して転舵輪を転舵する転舵制御装置とを備えたステアリングバイワイヤ方式の車両の操舵装置において、前記転舵制御装置を、 前記操舵ハンドルに対する運転者の操作入力値を検出する操作入力値検出手段と、 前記操作入力値検出手段により検出した操作入力値が所定値未満であるときは前記操舵ハンドルに付与される操作力を前記操作入力値に対して定めた関係に基づいて計算するとともに、前記操作入力値が所定値以上であるときは前記操舵ハンドルに付与される操作力を前記操作入力値と予め定めた指数関係に基づいて計算する操作力計算手段と、 車両の旋回に関係して運転者が知覚し得る車両の運動状態を表していて前記操舵ハンドルに付与される操作力と予め定めた指数関係またはべき乗関係にある車両の見込み運動状態量を、前記計算された操作力を用いて計算する運動状態量計算手段と、 前記計算された見込み運動状態量で車両が運動するために必要な前記転舵輪の転舵角を、前記計算された見込み運動状態量を用いて計算する転舵角計算手段と、 前記計算された転舵角に応じて前記転舵アクチュエータを制御して前記転舵輪を同計算された転舵角に転舵する転舵制御手段とで構成したことを特徴とするステアリングバイワイヤ方式の車両の操舵装置。
IPC (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (40件):
3D032DA02 ,  3D032DA03 ,  3D032DA15 ,  3D032DA23 ,  3D032DA29 ,  3D032DA33 ,  3D032DC08 ,  3D032DC10 ,  3D032DD01 ,  3D032DD02 ,  3D032DD17 ,  3D032EB12 ,  3D032EC40 ,  3D032GG01 ,  3D033CA00 ,  3D033CA13 ,  3D033CA16 ,  3D033CA17 ,  3D033CA18 ,  3D033CA21 ,  3D232DA02 ,  3D232DA03 ,  3D232DA15 ,  3D232DA23 ,  3D232DA29 ,  3D232DA33 ,  3D232DC08 ,  3D232DC10 ,  3D232DD01 ,  3D232DD02 ,  3D232DD17 ,  3D232EB12 ,  3D232EC40 ,  3D232GG01 ,  3D233CA00 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16 ,  3D233CA17 ,  3D233CA18 ,  3D233CA21
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 操舵制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-258288   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • ステアリング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-291278   出願人:本田技研工業株式会社

前のページに戻る