特許
J-GLOBAL ID:200903051790111272
インダクタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
古澤 俊明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-237467
公開番号(公開出願番号):特開平7-066041
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 ノーマルモードノイズとコモンモードノイズとを同一のインダクタを用いた装置で除去できるようにしたものを提供することを目的とする。【構成】 鉄心の異なる位置に、それぞれ独立した巻線22、23を巻回し、前記鉄心は、コモンモードノイズに対しては前記2つの巻線22、23を通る同一方向の1つの閉磁路32を構成し、ノーマルモードノイズに対しては前記2つの巻線22、23を互いに独立して通る異なる方向の2つの閉磁路33、34を構成する。コモンモードノイズ、すなわち大地間のノイズに対しては、高いμの鉄心内を磁束が通るため、高いインダクタンスが得られる。ノーマルモードノイズ、すなわちラインに入っているノイズに対しては、その磁路における実効透磁率を低くする低インダクタンスとすれば、大電流に対して飽和しにくい。また、ノーマルモード用磁路の鉄心のギャップを設定することで、適切なノーマルモードインダクタンスに設計することができる。また、ノーマルモード、コモンモードともに閉磁路を構成しているため、外部に対する漏れ磁束の影響もなくなる。
請求項(抜粋):
鉄心の異なる位置に、それぞれ独立した巻線22、23を巻回し、前記鉄心は、コモンモードノイズに対しては前記2つの巻線22、23を通る同一方向の1つの閉磁路32を構成し、ノーマルモードノイズに対しては前記2つの巻線22、23を互いに独立して通る異なる方向の2つの閉磁路33、34を構成するようにしたことを特徴とするインダクタ。
引用特許:
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