特許
J-GLOBAL ID:200903051790341081

超音波霧化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-093437
公開番号(公開出願番号):特開平5-261324
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 低い電圧の電源で駆動でき、電源効率に優れ、構成が簡単な駆動回路を含み、小型軽量で安価な超音波霧化装置を提供する。【構成】 駆動回路5によって圧電振動子2に高周波電力を供給すると、圧電振動子2に固着された振動板に供給された液体が霧化される。駆動回路5において電流検出部11はダイオードD1、D2から成る。電圧増幅部12はインバータIC1を増幅素子とし、帰還抵抗R1を備える。コンデンサC1、C2は直流遮断用である。電力増幅部13では、直流電源から供給される電流をトランジスタQ1 に導き、Q1でその電流を断続することによりコイルL1に逆起電圧を発生させ、電源電圧VCCより高い電圧で圧電振動子2を励振する。電力増幅部13の出力電流の位相の信号は電圧増幅部12で反転され、電力増幅部13に正帰還される。このようにして自励発振回路を形成する。
請求項(抜粋):
圧電セラミックの互いに平行な両端面にそれぞれ電極AおよびBを設けてなる圧電振動子と、該圧電振動子に一部分が固着されている振動板とで成り、前記振動板に液体を接触させることにより該液体を霧化する超音波霧化装置において、前記電極AとBとの間に前記圧電振動子の共振周波数とほぼ等しい周波数の電圧を印加することにより、前記圧電振動子を駆動する回路が備えてあり、前記駆動回路は、前記電極AとBとの間に流れる電流の位相を検出する手段と、この電流検出手段の出力信号を増幅して得た高周波電力を前記電極AとBとの間に加える電力増幅手段とを備え、前記電力増幅手段の出力の高周波信号は、前記電流検出手段により該電力増幅手段に正帰還され、前記電力増幅手段の終段増幅素子はトランジスタでなり、該トランジスタに電力を供給する流路に昇圧用のコイルが挿入してあることを特徴とする超音波霧化装置。
IPC (2件):
B05B 17/06 ,  B06B 1/06

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