特許
J-GLOBAL ID:200903051794430143

副室付きピストンの構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-303556
公開番号(公開出願番号):特開平10-131804
出願日: 1996年10月30日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、副室から連絡孔を通じて噴出する噴流を弧状ガイド溝で偏らせて案内することにより、ガイド溝での応力集中を防ぐと共に噴流の溝の幅方向への拡がりを防止する副室付きピストンの構造を提供する。【解決手段】 副室本体16内の副室から連絡孔21を通じて噴出する火炎を含む噴流Eは、弧状ガイド溝25によって案内される。弧状ガイド溝25は、連絡孔21よりもゆるやかな円筒面の一部によって形成されているので、ガイド溝25での応力集中が回避される。連絡孔21の中心線A-Aは、弧状ガイド溝25の円筒面の中心線B-Bに対して副室本体16の周方向にオフセットしているので、噴流Eは、弧状ガイド溝25の一方の溝斜面に偏って案内され、溝幅方向に広がらずにピストンヘッド部19の周辺部24まで伸びる。
請求項(抜粋):
ピストン中央にキャビティを備えているピストン本体、前記キャビティ内に設けられ且つ内部に副室を構成する副室本体、前記副室とシリンダ側に形成される主室とを連通するため前記副室の中心に対して周方向に隔置して放射状に前記副室本体に形成されている複数の連絡孔、及び前記連絡孔の前記主室側の開口部に対応して前記ピストン本体のピストンヘッド部に放射状に形成された複数の弧状ガイド溝を具備し、前記弧状ガイド溝の前記開口部側の断面積は前記連絡孔の前記弧状ガイド溝に対応する部分の断面積よりも大であり、且つ前記連絡孔の中心線は前記ガイド溝のガイド中心線に対して前記副室本体の周方向にオフセットしていること、から成る副室付きピストンの構造。
IPC (6件):
F02F 3/26 ,  F02B 19/04 ,  F02B 19/18 ,  F02B 23/06 ,  F02M 61/14 310 ,  F16J 1/09
FI (8件):
F02F 3/26 B ,  F02B 19/04 ,  F02B 19/18 B ,  F02B 23/06 T ,  F02B 23/06 Q ,  F02B 23/06 L ,  F02M 61/14 310 P ,  F16J 1/09

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