特許
J-GLOBAL ID:200903051795662242

混和材及びこれを用いたセメント組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-215769
公開番号(公開出願番号):特開2007-332015
出願日: 2006年08月08日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】若材齢(材齢3時間程度)での圧縮強度を低下させずに、可使時間を60分程度と長く確保する。【解決手段】混和材は、カルシウムアルミネートと無機硫酸塩とが所定の質量比で混合された急硬成分に対して所定の割合でアルミン酸ナトリウム、無機炭酸塩及びカルボン酸類からなる凝結調整剤を含む。カルシウムアルミネートのガラス化率は80%以上であり、凝結調整剤のいずれか1種を100質量%とするとき他の2種を25〜300質量%含む。凝結調整剤の少なくとも1種が、この選ばれた1種の凝結調整剤の総量を100質量%とするとき、平均粒径45〜90μm以下の第1粒子10〜45質量%と、平均粒径90〜150μm以下の第2粒子30〜70質量%と、平均粒径150〜500μm以下の第3粒子5〜30質量%とを含み、かつ第2粒子を上記第1及び第3粒子より多く含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
カルシウムアルミネートと無機硫酸塩とが質量比で1:(0.5〜3)の割合で混合された急硬成分に対して内割でアルミン酸ナトリウム0.2〜35.0質量%、無機炭酸塩0.2〜35.0質量%及びカルボン酸類0.1〜15.0質量%からなる凝結調整剤を含む混和材において、 前記カルシウムアルミネートのガラス化率が80%以上であって、 前記アルミン酸ナトリウム、前記無機炭酸塩及び前記カルボン酸類からなる凝結調整剤のうちのいずれか1種を100質量%とするとき他の2種をそれぞれ25〜300質量%含み、 前記アルミン酸ナトリウム、前記無機炭酸塩又は前記カルボン酸類のうちの少なくとも1種の凝結調整剤が、この選ばれた1種の凝結調整剤の総量を100質量%とするとき、平均粒径45μmを越えかつ90μm以下の第1粒子10〜45質量%と、平均粒径90μmを越えかつ150μm以下の第2粒子30〜70質量%と、平均粒径150μmを越えかつ500μm以下の第3粒子5〜30質量%とを含み、かつ前記第2粒子を前記第1及び第3粒子より多く含むことを特徴とする混和材。
IPC (9件):
C04B 22/08 ,  C04B 22/10 ,  C04B 22/14 ,  C04B 24/06 ,  C04B 18/14 ,  C04B 28/02 ,  E01B 27/18 ,  E01B 37/00 ,  E01B 1/00
FI (9件):
C04B22/08 Z ,  C04B22/10 ,  C04B22/14 A ,  C04B24/06 A ,  C04B18/14 Z ,  C04B28/02 ,  E01B27/18 ,  E01B37/00 B ,  E01B1/00
Fターム (18件):
2D056AA03 ,  2D057CA00 ,  4G012MB00 ,  4G012MB06 ,  4G012MB11 ,  4G012PA29 ,  4G012PB05 ,  4G012PB08 ,  4G012PB10 ,  4G012PB16 ,  4G112MB00 ,  4G112MB06 ,  4G112MB11 ,  4G112PA29 ,  4G112PB05 ,  4G112PB08 ,  4G112PB10 ,  4G112PB16
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特公平3-41420号公報(請求項1、明細書第2頁右欄第28行目〜同頁右欄33行目)
  • 特許第3125316号公報(請求項1、段落番号[0028]、段落番号[0039])
  • セメント組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-207026   出願人:電気化学工業株式会社
全件表示

前のページに戻る