特許
J-GLOBAL ID:200903051798058818
光ファイバ回折格子付き光学装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-343105
公開番号(公開出願番号):特開2000-171646
出願日: 1998年12月02日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 新たな材料による中間層を設けることなく、光ファイバと基材との間の界面に生ずる応力を軽減することが可能な光ファイバ回折格子付き光学装置を提供すること。【解決手段】 基材10の両端部には、回折格子部13が形成された光ファイバ11を固定する固定部として、所定高さを有する凸部14が形成されている。凸部14には、光ファイバ11が接着剤15により固定されている。また、凸部14には、0.1〜80%の範囲、例えば40%の体積分率で空隙16が形成されている。空隙16は、凸部14の露出部分12を固定する固定面14aから所定範囲(A)にわたって、開気孔として形成されている。所定範囲(A)は、固定面から接着剤15のエポキシレジンが浸透する長さ(B)よりも長くなるように設定されている。空隙16の大きさは、接着剤15に含まれるフィラの大きさよりも小さく設定されている。
請求項(抜粋):
光軸方向の所定長さにわたって回折格子が形成された光ファイバと、前記光ファイバの使用温度範囲で負の熱膨張係数を有し、前記光ファイバを固定するための基材とを備えた光ファイバ回折格子付き光学装置において、前記基材の前記光ファイバを固定する固定部に、前記基材の温度変化に伴う伸縮よって生じる変位を前記光ファイバに印加し得る範囲で前記基材のヤング係数を低下させるように所定体積分率で空隙が形成されていることを特徴とする光ファイバ回折格子付き光学装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G02B 6/10 C
, G02B 6/28 D
Fターム (4件):
2H050AC71
, 2H050AC83
, 2H050AC84
, 2H050AD02
引用特許:
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