特許
J-GLOBAL ID:200903051805295650

ダイヤル錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-301615
公開番号(公開出願番号):特開平11-131874
出願日: 1997年11月04日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 ダイヤルを保持する軸部材回りの構造を比較的シンプルにし、且つ、ダイヤルの暗証番号を忘れた場合であっても外部的操作でこれを知得できるようにすること。【解決手段】 ロッカー本体側の係合部材に係脱可能なフック部材16を回転させる操作部材15と、支持軸19回りに中間スリーブ20を介して装着されたダイヤル23と、前記中間スリーブ20の外周面に係脱可能となる進退軸21と、操作部材15の回転に伴って移動する可動プレート22とを備える。進退軸21は、ダイヤル23の特定の数字が基準位置以外となるときに後端21Bが可動プレート22の穴58に係合して当該可動プレート22の移動を規制する一方、ダイヤル23の特定の数字が基準位置にあるときに前記穴58から外れて可動プレート22の移動を許容し、操作部材15の回転が制御されてフック部材16の解錠操作を行うことができる。また、進退軸21の後端21B位置はゲージ63により検出でき、このゲージ63の挿入深さによって解錠するためのダイヤル番号を知得することができる。
請求項(抜粋):
固定側の係合部材に係脱可能なフック部材と、このフック部材を施錠位置と解錠位置とに回転変位させる回転可能な操作部材と、所定の支持軸の外周に配置されるとともに前記操作部材の回転によって軸方向移動可能に設けられた筒状部材と、この筒状部材の外周に回転可能に配置されるとともに当該筒状部材に係脱自在に設けられた少なくとも一個のダイヤルとを備え、前記ダイヤルの特定の記号を所定の基準位置に設定したときに前記操作部材の回転を許容して前記係合部材とフック部材との係合状態を解除可能とするダイヤル錠において、前記筒状部材の軸線方向と略直交する方向に配置されて当該筒状部材に向かって付勢されるとともに、先端が筒状部材の外周面に係脱可能に設けられた進退軸と、前記操作部材の回転に伴って筒状部材の軸線と略平行な方向に移動可能に設けられた可動プレートとを備え、前記ダイヤルの特定の記号が基準位置以外に設定されたときに進退軸の後端が可動プレートの移動を規制する位置となる一方、基準位置に設定されたときに可動プレートの移動を許容する位置に変位可能として前記操作部材の回転規制を行うことを特徴とするダイヤル錠。

前のページに戻る