特許
J-GLOBAL ID:200903051805884621
ステンレス鋼熱間加工用潤滑剤
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-310965
公開番号(公開出願番号):特開平6-136381
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 加工ロールに対するステンレス鋼の焼付きを潤滑剤によって防止し、表面傷のない製品を得る。【構成】 この潤滑剤は、1〜30重量%の炭酸カルシウムを粘性水溶液に分散させている。更に、酸化鉄を1〜30重量%で、且つ合計分散量2〜30重量%で粘性水溶液中に分散させることもできる。炭酸カルシウム及び酸化鉄は、それぞれの90重量%以上が粒径10μm以下の微粉であることが好ましい。また、粘性水溶液は、高分子系増粘剤の添加によって粘度10〜500ポアズに調製されていることが好ましい。【効果】 炭酸カルシウムは、高温状態で酸化カルシウムと炭酸ガスに解離する吸熱反応を起こし、ステンレス鋼及び加工ロールを冷却する。また、反応によって生成した酸化カルシウムは、未反応の炭酸カルシウム及び別途配合した酸化鉄と共に、ステンレス鋼材と加工ロールとの接触界面に介在し、メタル-メタルタッチを阻止する。その結果、表面性状の良好な熱間加工性品が得られる。
請求項(抜粋):
1〜30重量%の炭酸カルシウム粉末が粘性水溶液中に分散されていることを特徴とするステンレス鋼熱間加工用潤滑剤。
IPC (10件):
C10M173/02
, B21B 3/02
, B21B 45/02 310
, C10M125:10
, C10M145:14
, C10N 10:04
, C10N 10:16
, C10N 20:02
, C10N 30:06
, C10N 40:24
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