特許
J-GLOBAL ID:200903051806419760

文字列検出方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285948
公開番号(公開出願番号):特開平7-121658
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 光学的活字文書認識装置において、読み取った画像データに傾きが含まれている場合にも精度良く文字列を検出し得る文字列検出方式の提供。【構成】 文書が横書きの場合、イメージスキャナによって読み取られ2値化された画像データは画像データメモリ11に格納される。そして、行方向検出部12で縦書き/横書きの判定を、傾き検出部13で文字列の傾きの検出を、文字列領域検出部14で文字列以外の文字構成要素の除去を行う。文字列検出部15では列方向周辺分布抽出部151で傾き検出部13で設定した傾きθと同方向の座標軸Xkを走査し、Xk軸上に存在する黒画素数RE(y)、すなわち列方向の周辺分布を調べる。文字列帯抽出部152は列方向周辺分布抽出部151で求めたRE(y)から1つ以上の文字列が含まれている文字列帯を抽出する。行方向周辺分布抽出部153では抽出された全ての文字列帯について行方向周辺分布を求める。文字列導出部154では行方向周辺分布抽出部153で求めた行方向の周辺分布から文字列を確定する。文書が縦書きの場合も同様にして文字列を確定できる。
請求項(抜粋):
2値化された画像データを格納する画像データ格納部と、文字列が縦書きか横書きかを判定する書式方向検出部と、前記書式方向検出部で得た方向の座標軸を第1の座標軸とし、該第1の座標軸の方向のみに沿った文字列の傾きを検出すると共に該傾きに平行な第3の座標軸を得る傾き検出部と、文字列検出部と、を有し、前記文字列検出部が、前記第3の座標軸方向を走査し、該座標軸上に存在する黒画素数から前記第1の座標軸と直交する第2の座標軸方向の周辺分布を検出し、求めた第2の座標軸方向の周辺分布から1つ以上の文字列が含まれている文字列帯を抽出し、抽出されたそれぞれの文字列帯についてそれぞれ上記第1の座標軸方向の周辺分布を求め、該第1座標軸方向の周辺分布から文字列を確定することを特徴とする文字列検出方式。
IPC (2件):
G06K 9/32 ,  G06K 9/20 340

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