特許
J-GLOBAL ID:200903051811636702

送りネジ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-075600
公開番号(公開出願番号):特開平9-264324
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 防塵に必要な吸引流量を少なくして装置周辺の空気の流れを乱さないようにし、かつ加速度の増加に伴う最大の発塵源を防塵シールドした送りネジ機構を提供する。【解決手段】 送りネジ機構において、ボール3とナット2等の金属同士のこすれ飛散する金属粉、あるいはオイル(またはグリス)等は、ナット2の両側のみから外部へ飛散するので、ナット2の両端部付近でバキュームにより吸引すれば、有効に防塵を達成することができる。但し、ただ吸引するだけでは吸引流量がいくらあっても無駄であるので、ある空間を設けつつシールド部材5、6を取り付ける。ナット2内部のボール3とネジ軸1及びナット2との間で発生した塵芥は、一旦ナット2内部両端の空間にはじき出され、シールド部材5、6とネジ軸1とのすき間から出ていくよりも早くシールド部材5、6付近に設けられた吸引口(取付側とその反対側)により空圧配管内へ吸い出される。これにより、ナット2外部へ飛散する発塵量は減ることになる。
請求項(抜粋):
外周に雄ネジが形成された軸と、前記軸に挿通される孔を有し、前記雄ネジに対向して前記孔の内周に雌ネジを形成したナットと、前記雄ネジと前記雌ネジとの間に形成されたネジ溝空間内に転動自在に配置された複数のボールと、前記ナットの孔の入口に設けられ、前記ネジ軸空間をシールドするシールド部材とよりなり、前記ナットは、前記ネジ溝空間内の空気を吸引するために、外部吸引手段に連結自在の吸引開口を有することを特徴とする送りネジ機構。
IPC (2件):
F16C 31/06 ,  F16H 25/24
FI (2件):
F16C 31/06 ,  F16H 25/24 N

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