特許
J-GLOBAL ID:200903051822351335

有機物の超臨界水処理における前処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳澤 孝成 ,  佐々 紘造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-097623
公開番号(公開出願番号):特開2004-298818
出願日: 2003年04月01日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】無機塩類を含有する下水汚泥やバイオマス等の有機物を超臨界水により処理して水素やメタン等を主要成分とする燃料ガスを製造する工程において、無機塩類析出の発生による伝熱の低下、流体流路の閉塞、触媒活性の喪失などの不調を防止する処理方法及びこれを実施するための処理装置を提供する。【解決手段】反応器において超臨界水中で有機物の分解・ガス化を行う前に、被処理有機物を水に懸濁させたスラリーと研削粒子を前処理容器中において浮遊流動状態に維持し、水の超臨界状態に加熱し、器壁などに付着する析出物を研削粒子により剥離させ除去すると共に、固体微粒子として析出してくる無機塩類を分離し除去する。無機塩類を除去した後の被処理流体をガス化処理する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
被処理有機物を水に懸濁させたスラリーを前処理容器に連続的に供給し、 研削粒子を該容器内に浮遊流動状態において滞留させ、 加熱により水の超臨界、臨界若しくは亜臨界状態に維持することにより被処理物が含有する無機塩類を固体微粒子として超臨界流体中に析出させ、 該析出物を該容器外へ排出し分離することにより無機塩類を実質的に含有しない超臨界流体を得ること、 を特徴とする有機物の超臨界水処理における前処理方法。
IPC (6件):
C02F11/08 ,  B01J3/00 ,  B01J3/02 ,  B01J3/04 ,  B03B5/28 ,  B03B5/66
FI (6件):
C02F11/08 ,  B01J3/00 A ,  B01J3/02 A ,  B01J3/04 D ,  B03B5/28 Z ,  B03B5/66
Fターム (14件):
4D059AA03 ,  4D059BC01 ,  4D059BK17 ,  4D059CB18 ,  4D059CC03 ,  4D059DA19 ,  4D059DA70 ,  4D059EB06 ,  4D059EB20 ,  4D071AA53 ,  4D071AB61 ,  4D071AB62 ,  4D071AB63 ,  4D071DA15

前のページに戻る