特許
J-GLOBAL ID:200903051829915447

ステアリングコラムのねじれを検出するための回転位置センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 本田 淳 ,  池上 美穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-060846
公開番号(公開出願番号):特開2009-133872
出願日: 2009年03月13日
公開日(公表日): 2009年06月18日
要約:
【課題】信号対雑音比がより良い、改良された位置センサを提供する。【解決手段】本発明は、複数の磁石を含む第1の磁気構造、及び複数の歯(11、12)を有し、かつ少なくとも1つの磁気感受性部品(15)が中に置かれるエアギャップを画定する2つの強磁性リング(6、7)を含む第2の磁気構造からなる、特にステアリングコラムのねじれを検出するための位置センサであって、2つの磁気構造は、相対回転する2つの部分とそれぞれ一体であり、2つの強磁性リング(6、7)は、重なり合っており、かつフラックス閉鎖領域(13、14)によって連結された、軸方向に向けられた歯(11、12)を形成するほぼ管状の部分を各々が有し、検出エアギャップは、前記フラックス閉鎖領域によって範囲を定められることを特徴とする位置センサに関する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
第1磁気構造(5)、第2磁気構造(6,7)、および磁気感受性部品(15)を有する回転位置センサであって、前記第1磁気構造は、共通の軸線の周りに相対回転する第1部材(3)と第2部材(1)のうちの第1部材(3)に連結して一体回転し、前記第2磁気構造(6,7)は前記第2部材(1)に連結して一体回転し 前記第1磁気構造(5)は、管部材(8)と、前記管部材(8)の外周面としての管外周面(10)に設けられる複数の磁石(9)とを有し、 前記第2磁気構造(6,7)は、互いに対向して配置される第1強磁性リング(6)と第2強磁性リング(7)を有し、 前記第1強磁性リング(6)の径方向内部は複数の第1歯(11)を有し、前記第2強磁性リング(7)の径方向内部は複数の第2歯(12)を有し、前記第1歯(11)と前記第2歯(12)は間に間隙を有するように噛合して前記軸線に沿って延びることによって仮想円筒面(11,12)上に位置し、前記第1磁気構造(5)は前記仮想円筒面(11,12)に対して径方向内方に位置し、 前記第1強磁性リング(6)の径方向外部は第1強磁性コレクタ(13)を有し、前記第2強磁性リング(7)の径方向外部は第2強磁性コレクタ(14)を有し、前記第1強磁性コレクタ(13)と前記第2強磁性コレクタ(14)は間にエアギャップ(16)を有するように互いに対向し、 前記磁気感受性部品(15)は、前記エアギャップ(16)に配置された状態で固定され、 前記第1強磁性コレクタ(13)と前記第2強磁性コレクタ(14)が互いに接近する方向を接近方向と称し、互いに遠ざかる方向を離間方向と称すると、 前記第1強磁性リング(6)は、前記軸線を含む断面において、前記第1歯(11)から前記軸線に沿って前記離間方向に延び、それから湾曲して前記接近方向に延び且つ径方向外方に延びて前記第1強磁性コレクタ(13)に繋がるように構成され、 前記第2強磁性リング(7)も、前記軸線を含む断面において、前記第2歯(12)から前記軸線に沿って前記離間方向に延び、それから湾曲して前記接近方向に延び且つ径方向外方に延びて前記第2強磁性コレクタ(14)に繋がるように構成され、 前記磁石(9)の磁力によって前記第1歯(11)と前記第2歯(12)において生じるフラックスは、前記第1強磁性リング(6)と前記第2強磁性リング(7)によって前記エアギャップ(16)に集められ、その結果、前記磁気感受性部品(15)は前記フラックスを検出し、検出した前記フラックスの変化に基づき、前記第1部材(3)と前記第2部材(1)の間の相対回転を検出するように構成され、 それぞれ前記磁石(9)は、常に前記第1歯(11)と前記第2歯(12)のうちの少なくとも1つに径方向に対向するように配置されることを特徴とする、回転位置センサ。
IPC (1件):
G01L 3/10
FI (1件):
G01L3/10 305
Fターム (4件):
2F077NN04 ,  2F077NN17 ,  2F077NN21 ,  2F077NN24
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-171333
  • 特開平2-093321
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-171333
  • 特開平2-093321

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