特許
J-GLOBAL ID:200903051841127543

内燃機関の蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-247593
公開番号(公開出願番号):特開平5-086996
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】本発明は燃料タンクとエンジンの吸気管とを直接連通する連通路を有する蒸発燃料処理装置に関し、燃料タンク内の残存ベーパ量を考慮して燃料噴射量を高精度に補正し、最適な空燃比制御を行うことを目的とする。【構成】燃料タンク内に残存ベーパΔQ(i-1)がある場合の燃料タンク内の圧力Ptankを求め(ステップ211)め、エンジン負荷から吸気管内の圧力Pmを求め(ステップ213)、両圧力の差より電磁弁31の最大流量Pmax を求める(ステップ216)。この最大流量Pmax とベーパ発生量Qtを比較し(ステップ220)、ベーパ発生量Qtが大なる場合は、これを積算して次回ルーチン時の残存ベーパ量とする(ステップ221)。ベーパ発生量Qtが小なる場合は、前回の残存ベーパ量の1/8を加算してベーパのパージ量Qttとし(ステップ231)、次回の残存ベーパ量が求められる(ステップ233)。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気管とを直接連通する連通路を有し、前記燃料タンクから蒸発する蒸発燃料の蒸発量を検出する燃料蒸発量検出手段と、前記燃料蒸発量検出手段によって検出された燃料蒸発量に基づいて、燃料噴射弁からの燃料噴射量を補正する燃料補正量演算手段とを有する内燃機関の蒸発燃料処理装置において、前記燃料タンクから前記吸気管に吸入されず前記燃料タンク内に残る残存蒸発燃料量を算出する残存蒸発燃料量算出手段と、該残存蒸発燃料量算出手段によって算出された残存蒸発燃料量に基づき、前記燃料蒸発量検出手段によって検出された燃料蒸発量を補正して、前記吸気管にパージされるパージ量を求めるパージ量補正手段とを有し、前記燃料補正量演算手段は、前記パージ量補正手段によって補正されたパージ量に基づいて、燃料噴射弁からの燃料噴射量を補正する構成であることを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 301 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 45/00 364

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