特許
J-GLOBAL ID:200903051841777602

クロック信号再生回路およびクロック信号再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-072119
公開番号(公開出願番号):特開2001-268043
出願日: 2000年03月15日
公開日(公表日): 2001年09月28日
要約:
【要約】【課題】 周波数誤差および位相誤差のないクロック信号を正確に生成することができるOFDM受信装置用のクロック信号再生回路を提供する。【解決手段】 OFDM信号を離散的フーリエ変換した副搬送波信号に対応する周波数成分データをセレクタ30、40で選択し、RAM6、7に記憶する。RAM6、7によって記憶されている同一シンボル内における少なくとも1副搬送波前の前記副搬送波信号の周波数成分と、新たに得られた副搬送波信号の周波数成分とを複素乗算回路11によって複素乗算し、ROM12に供給する。ROM12は複素乗算結果に対応する副搬送波信号間の位相変動量を読み出して、累積加算回路15に供給し、累積加算回路15は、1シンボル時間に亘って位相変動量を累積加算して出力する。累積加算した出力に応じてクロック発振制御回路60によりクロック信号の発振周波数を制御する。
請求項(抜粋):
受信したアナログ信号のOFDM変調信号を主搬送波周波数について1次復調して副搬送波周波数帯域信号とし、該副搬送波周波数帯域信号をクロック信号発振器から出力されたクロック信号を用いてデジタル信号に変換し、該デジタル信号に対して2次復調すると共に離散的フーリエ変換を実施することにより副搬送波周波数帯域信号の復調信号を生成するOFDM受信機において、前記復調信号中から送信側で内挿されたパイロット信号を選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段にて選択された前記パイロット信号の周波数成分を記憶する記憶手段と、前記パイロット信号の周波数成分と、前記パイロット信号と同一シンボル内であり且つ該パイロット信号より少なくとも1副搬送波前の前記記憶手段に記憶されたパイロット信号の周波数成分との間の位相変動量を演算する演算手段と、前記位相変動量を1シンボル期間に亘って累積加算して出力する累積加算手段と、前記累積加算された位相変動量から雑音成分を除去するフィルタ手段と、前記フィルタ手段の出力値に応じて前記クロック信号発振器にて発生させるクロック信号の周波数を制御するための制御信号を出力する制御手段とを備えることを特徴とするクロック信号再生回路。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 7/00 F
Fターム (13件):
5K022DD01 ,  5K022DD18 ,  5K022DD33 ,  5K047AA02 ,  5K047AA03 ,  5K047BB01 ,  5K047CC01 ,  5K047EE02 ,  5K047EE04 ,  5K047GG45 ,  5K047MM13 ,  5K047MM33 ,  5K047MM49

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