特許
J-GLOBAL ID:200903051845354447

直流送電線の保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003585
公開番号(公開出願番号):特開平10-201079
出願日: 1997年01月13日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】充電電流補償誤差を簡単な方法で低減し、誤動作がなくかつ高速な事故判定が可能な直流送電線の保護装置を提供する。【解決手段】直流電流と直流電圧の測定値は入力処理部61によりサンプリングされた後、ローパスフィルタ62により高周波成分が低減される。充電電流計算部63は、差分計算により充電電流補償分を計算する。直流電流の測定値から充電電流補償分を差し引いた値が、サンプル&ホールド回路64でサンプリングされ、他端に伝送される。サンプリングされた値は他端から伝送された値とともに動作判定部65に入力される。動作判定部では両端の値の差をとって動作量を求め、動作量がリレー感度よりも大きい場合には、事故と判定して動作信号を制御装置に送出する。【効果】充電電流による誤動作がなく高速な事故判定が可能。
請求項(抜粋):
直流電力系統を介して、2つの交流電力系統間で、交流電力を直流電力に変換して送電する直流送電線の保護装置において、前記直流送電線の電圧を検出する電圧検出手段と、前記直流送電線の電流を検出する電流検出手段と、前記電圧検出手段からの電圧信号をフィルタ処理する電圧信号フィルタ手段と、前記電流検出手段からの電流信号をフィルタ処理する電流信号フィルタ手段と、前記電圧信号フィルタ手段からの電圧信号と、前記電流信号フィルタ手段からの電流信号を基に充電電流補償量を算出する充電電流算出手段と、前記直流電力系統の自端と相手端との直流電流の差電流と、前記充電電流補償量とから求めた動作量が、所定のリレー感度よりも大きい時に送電線事故と判定する動作判定手段とを備えたことを特徴とする直流送電線の保護装置。
IPC (2件):
H02H 3/26 ,  H02J 1/00 301
FI (2件):
H02H 3/26 K ,  H02J 1/00 301 D
引用特許:
審査官引用 (6件)
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