特許
J-GLOBAL ID:200903051846119999

交換ノードにおけるセル廃棄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-334504
公開番号(公開出願番号):特開平9-181768
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 無駄に転送されるパケットやセルを一定の比率以下に抑えて網内の無効処理を減らすことによって交換ノードのスループット低下を防止する。【解決手段】 測定装置2,タイマ7,カウンタ5により、無駄に転送されるパケットやセルの比率(失敗率)を単位時間毎に測定し、閾値決定装置6により、失敗率が予め決められた閾値より大きいときは、バッファの閾値を小さくし、失敗率が予め決められた閾値より小さいときは、バッファの閾値を大きくする。これにより、当該閾値を適切な値に変化させることができ、無駄に転送されるパケットやセルを一定の比率以下に抑えることができ、網内の無効処理を減らしてノードのスループット低下を防止することができる。
請求項(抜粋):
パケットを複数のセルに分割して転送するデータ通信網における交換ノードのバッファに所定の閾値Bを設定し、該バッファのセル格納量が該バッファの閾値Bを超えた場合に、新たに到着したパケットの先頭のセルを受け付けてそのセルが属しているパケットを識別し、該識別したパケットの全てのセルを廃棄するようにした交換ノードのセル廃棄方法において、受け付けられたもののバッファあふれによりパケットを構成するセルが廃棄されたパケット数合計Hpと受け付けたパケット数合計Apを測定し、単位時間毎に、失敗率=Hp/Apを算出し、該失敗率と予め決められた閾値Sを比較し、失敗率>閾値Sのときはバッファの閾値Bを小さくし、失敗率<閾値Sのときはバッファの閾値Bを大きくすることを特徴とする交換ノードにおけるセル廃棄方法。

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