特許
J-GLOBAL ID:200903051846819699

液封ラジエータ支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-208962
公開番号(公開出願番号):特開平6-055942
出願日: 1992年08月05日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 支持用マウントの耐久性悪化の防止を図りつつ、ラジエータの弾性支持による車体の制振作用をより効果的に得ることにある。【構成】 ラジエータ1の側端面1aから突出する凸軸体4と、車体側のサポート基板2の支持筒部5との間にマウント手段3を介装する。マウント手段を、凸軸体が内嵌される内筒体6と、支持筒部に内嵌される外筒体7と、両者を連結する弾性体8とで基本構成し、装着前の無負荷状態で内筒体を外筒体に対して所定量上方に偏心させる。内筒体を挟む上下両側位置の弾性体に貫通空所9,10を形成し、両貫通空所間の主弾性体部8aで内筒体を支持する。弾性体の上下両側端と外筒体との間にそれぞれ液室を形成し、各液室と各貫通空所とをそれぞれ隔壁部8b,8cで区画する。第2隔壁部8cに、貫通空所および液室の双方に突出するフラップ部16,16を設け、装着状態で内筒体が外筒体に同心状に配置されて内筒体に固着したストッパー部が第2隔壁部に当接するようにする。
請求項(抜粋):
ラジエータの両側部がそれぞれマウント手段を介して車体に支持される液封ラジエータ支持装置であって、上記ラジエータは両側端部位置から外側方に突出する第1支持部を備える一方、上記車体は上記第1支持部に相対向する第2支持部を備えており、上記マウント手段は、上記第1支持部もしくは第2支持部の一方に連結される内筒体と、この内筒体に外挿されて上記第1支持部もしくは第2支持部の他方に連結される外筒体と、この外筒体と内筒体とを連結する弾性体と、この弾性体の内部に画成された複数の液室と、この液室に封入された液体と、上記複数の液室を互いに連通する絞り通路とを備えており、上記複数の液室は上記車体側から上記弾性体に作用する入力振動により一の液室から他の液室へ上記絞り通路を通して液体の流動が生じるように配置されていることを特徴とする液封ラジエータ支持装置。
IPC (2件):
B60K 11/04 ,  F16F 13/00

前のページに戻る