特許
J-GLOBAL ID:200903051854015973

ウィンドウシステム環境において時間的に厳しいプロセスを実行する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-351789
公開番号(公開出願番号):特開平6-214951
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 アプリケーションプログラムがCPUを共用して動作できるようにする。【構成】 アプリケーションプログラムを複数のプロセスへ機能的に分け、第1のプロセスはCPUのタイムスライスに敏感なプロシージャすなわち時間的に厳しいプロシージャの全てを含み、ウィンドウシステムインターフェイスとは独立に動作し、オペレーティングシステムと直接通信する。第2のプロセスは、ウィンドウシステムを介してユーザー入力と出力を要求するが、時間的に厳しいプロシージャは含まない全てのプロシージャを実現し、ウィンドウシステムインターフェイスを介して動作する。プロセスは、ユーザーには1つのプロセスとして見えるように、しかも、ウィンドウシステムオペレーションとブロッキングプロシージャのために停止から第1のプロセスを絶縁するように、共用メモリのようなプロセス間通信機構を介して、プロセスはデータを交換し、実行を同期する。
請求項(抜粋):
中央処理装置(CPU)と、メモリと、キーボードとマウスおよび表示器を含む入力/出力手段とを有し、ウィンドウをベースとするコンピュータシステムにおいて、応答を要求し、所定の時間内に活動を行うことを要求する時間的に厳しいプロシージャと、時間的に厳しくないプロシージャとを含むウィンドウシステム環境プログラムを実行する方法において、応答を要求し、かつ所定の時間内に活動を行うことを要求するプロシージャを含む第1のプロセスと、ユーザー入力とウィンドウシステムを介する出力を要求するプロシージャを含む第2のプロセスとを含み、アプリケーションプログラムを構成する少なくとも2つのプロセスを発生する過程と、前記第1のプロセスと前記第2のプロセスを、アプリケーションプログラムとして、一緒に実行する過程と、を備え、このアプリケーションプログラムは、前記第1のプロセスと前記第2のプロセスの間でメッセージを送ることができるように、少なくとも1つのプロセス間通信機構を介して、前記第1のプロセスと前記第2のプロセスの間で通信する過程と、共用されているメモリを用いて、前記プロセスがデータと情報を相互に転送できるように、前記第1のプロセスと前記第2のプロセスの間でメモリを共用する過程と、を備え、それにより、前記プロセスは相互に協力して動作し、1つのプログラムとして実行するものとユーザーには見え、第2のプロセスの停止は第1のプロセスの実行に影響を及ぼさず、時間的に厳しいプロシージャの停止は避けられることを特徴とする、ウィンドウシステム環境において時間的に厳しいプロセスを実行する方法。
IPC (2件):
G06F 15/00 310 ,  G06F 3/14 350

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