特許
J-GLOBAL ID:200903051858270021

車両用ドアの組立方法及びそれに用いる調整治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-153585
公開番号(公開出願番号):特開平7-025237
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 昇降モジュールのドアウインドウパネルの位置・傾きを、アウタモジュールに組付ける前に容易に調整できる車両用ドアの組立方法及びそれに用いる調整治具を提供する。【構成】 予め昇降モジュール3を調整治具25に取付け、この昇降モジュール3を調整治具25ごと実際の使用状態に立てて、ドアウインドウパネル12の昇降状態を確認し、且つグラスラン相当部27に対するドアウインドウパネル12の位置・傾きの調整を調整治具25に取付けた状態のまま予め行うため、この調整治具25でドアウインドウパネル12の位置・傾きが最適に調整された昇降モジュール12は、後で実際のアウタモジュールに組付けても最適状態となり、調整作業が不要となる。従って、ドアの全体的な組付作業工数が減り、作業が容易になる。
請求項(抜粋):
開放部を中央に形成した略凹形状のインナパネルと、該インナパネルの車外側に接合されるアウタパネルと、該インナパネル及びアウタパネルの前後ウエスト部からドアウインドウパネルの外形に沿った状態で立上げ形成され且つ内側縁にウエスト部よりも下方まで連続した状態で延びるグラスランが設けられているサッシュ部とで構成したアウタモジュールに、インナパネルの前後ウエスト部に長手方向端部を各々取付けるインナフレームと、該インナフレームに取付けられるレギュレータと、該レギュレータへ昇降自在に取付けられるドアウインドウパネルとで構成した昇降モジュールを、組付ける車両用ドアの組立方法であって、前記アウタモジュールのグラスランと同じ輪郭及び湾曲度を有し且つグラスランと同様の摺動抵抗を有する摺動機構が設けられたグラスラン相当部と、前記グラスラン相当部に対してアウタモジュールにおけるグラスランと前後ウエスト部との位置関係と同様の位置関係を有する前後ウエスト相当部と、を備えて成る調整治具を用意し、昇降モジュールをアウタモジュールに組付ける前に、昇降モジュールにおけるインナフレームの長手方向端部を前記調整治具の前後ウエスト相当部に取付けると共に、昇降モジュールを調整治具ごと実際の使用状態に立てて、ドアウインドウパネルの昇降状態を確認し、且つグラスラン相当部に対するドアウインドウパネルの位置・角度の調整を調整治具に取付けた状態のまま予め行うことを特徴とする車両用ドアの組立方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-224482
  • 自動車用ドアの組付治具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-235031   出願人:トヨタ自動車株式会社, アイシン精機株式会社

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