特許
J-GLOBAL ID:200903051859480844

光沢のあるエマルジョンペイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-002218
公開番号(公開出願番号):特開平8-231890
出願日: 1996年01月10日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 乾燥皮膜の光沢が改良されている高光沢エマルジョンペイントを提供する。【解決手段】 二酸化チタンを脱イオン水に分散させ、塩酸でpH4.5に調整する。得られたスラリーを高剪断磨砕で完全に分散させる。別に、最低皮膜形成性温度8°Cの酢酸ビニル重合体粒子のエマルジョン(固形分44%)をpH4.5に調整し、次いで高剪断掻き混ぜ条件下で上記顔料スラリーと混合する。得られた複合粒子の分散液をアンモニアの添加でpH8.5に調整する。この複合分散液の総乾燥固形分は50.1重量%で、エマルジョン粒子対顔料粒子の容積比は1.77:1である。バインダイーとしての追加の酢酸ビニル重合体エマルジョンと、ペイント用添加剤としてヒドロキシエチルセルロース、ポリカルボン酸ナトリウム塩、ノニオン性界面活性剤、凝集溶剤、消泡剤及び殺生剤を加え、総容積固形分濃度30.1%及び顔料容積濃度18.0%である光沢のエマルジョンペイントを得る。その60 ゚光沢度は65%である。
請求項(抜粋):
無機顔料の少なくとも1個の粒子と少なくとも1個の高分子粒子との会合粒子から成る構造化複合粒子の分散液から成る、光沢のある水性エマルジョンペイントにして、該高分子粒子は最低皮膜形成性温度が50°C以下である重合体又は共重合体から形成されており、該構造化複合粒子は高分子粒子の無機顔料粒子に対する比が容積で0.5:1〜6:1の範囲となるような組成を有しており、該無機顔料粒子は表面電荷を有し、また該高分子粒子は表面電荷を有し、該高分子粒子の表面電荷は無機顔料粒子が負の表面電荷を有しているときは正であり、また該無機顔料粒子が正の表面電荷を有しているときは負であり、該無機顔料粒子と該高分子粒子は該表面電荷の結果として構造化複合粒子中で会合状態で保持されている、上記エマルジョンペイント。
IPC (3件):
C09D 5/02 PPT ,  C09C 1/36 PAT ,  C09C 3/10 PBW
FI (3件):
C09D 5/02 PPT ,  C09C 1/36 PAT ,  C09C 3/10 PBW

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