特許
J-GLOBAL ID:200903051862739077

安全ヘルメット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036828
公開番号(公開出願番号):特開平6-002208
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 ヘルメットが使用者の頭部に装着されているときの固定装置の調整を改良することにある。【構成】 冠(12)を有する安全ヘルメット(10)は、第1調整機構(38)によって調整される帯紐のヘッドバンド(32)を備えており、この第1調整機構(38)は、帯紐の両端に位置された第1及び第2クラウン歯車(42、44)に噛合するインバータピニオン(40)を有している。第1作動リング(46)は、ヘルメット(10)が使用者の頭部に装着されているときに外側から調整されて、片手での調整が達成されている。2つの第1及び第2クラウン歯車(42、44)は、冠(12)の一側に配置されており、ヘッドバンドの寸法に拘らずに、頭部の中心がヘルメットの垂直な中央軸線に一致して保持されている。
請求項(抜粋):
機械的衝撃に抗する材質から形成された冠(12)を有し、隔離空隙により冠(12)の頂上から離間された裏張りキャップ(16)と、使用者の頭部の周囲を把持するために冠(12)の縁(30)から離れて配置された可撓性で環状の帯紐を有するヘッドバンド(32)を備える固定装置(17)と、ヘッドバンド(32)の長さを調整する手段とを含み、この手段が、帯紐の両端(43,45)に各々配置された第1及び第2クラウン歯車(42,44)と同時に噛合するインバータピニオン(40)を作動する第1調整機構(38)と、使用者の頭部にヘルメット(10)が装着された状態で外側から利用でき且つ把持されることができ、インバータピニオン(40)と機械的に連結され、インバータピニオン(40)が取付けられたスピンドル(48)を有する第1作動リングによって構成され、インバータピニオン(40)が第1作動リングの回動を2つのクラウン歯車(42,44)の2つの逆スライド動に変換し、その結果、第1作動リングの回動方向に依存して、ヘッドバンド(32)の長さを増大させ又は減少させる第1作動装置(46)とを備える安全ヘルメットにおいて、第1調整機構(38)とヘッドバンド(32)の両端(43,45)とは、冠(12)の一側に、好適には、その中間領域に配置されており、2つのクラウン歯車(42,44)の噛合によって、第1調整機構(38)により調整がなされるとき、ヘッドバンド(32)の前部及び後部がヘルメットの中心に維持されていることを特徴とする安全ヘルメット。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-113006
  • 特開昭59-030907
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-113006
  • 特開平3-260453
  • 特開昭59-030907

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