特許
J-GLOBAL ID:200903051867516572

ガラス光学素子の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奈良 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-126870
公開番号(公開出願番号):特開平5-294640
出願日: 1992年04月20日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 肉厚差の大きいガラス光学素子を短時間で良好に押圧成形する。【構成】 上型20及び下型26内に、冷却用の窒素ガスを流入する上型内部ブロー管31及び下型内部ブロー管32を設ける。窒素ガスにより、成形するガラス光学素子の厚肉部を押圧する上、下型20,26の中央部の温度の方を、薄肉部を押圧する周辺部の温度より低くする。これをガラス素材の押圧成形の前に予め行なう。その後、温度分布を有する上型20と下型26との間に加熱軟化したガラス素材を搬送し、押圧してガラス光学素子を成形する。光学素子の加圧冷却中において、厚肉部から上、下型20,26への熱伝導量が多くなり、厚肉部の冷却が促進され、ガラス光学素子全体が均温化される。これにより、成形時間が短くなり、また、冷却する際にガラス光学素子に歪が生じない。
請求項(抜粋):
加熱軟化したガラス素材を一対の成形型間に搬送して押圧成形するガラス光学素子の成形方法において、成形するガラス光学素子の厚肉部を押圧する前記成形型成形部の温度が前記ガラス光学素子の薄肉部を押圧する成形部より低くなるように、前記成形型に設けた温度制御手段によって、予め前記成形型を所定の温度に制御し、その後前記ガラス素材を前記成形型間に搬送することを特徴とするガラス光学素子の成形方法。
IPC (2件):
C03B 11/00 ,  C03B 11/12

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