特許
J-GLOBAL ID:200903051869241104

断層撮影用スキャン条件決定方法、断層撮影方法およびX線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-352638
公開番号(公開出願番号):特開2001-170037
出願日: 1999年12月13日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 マルチ検出器を備えたCT装置でヘリカルスキャンを実行する場合の照射線量を画像ノイズ値の許容値に対して過不足なく決定する。【解決手段】 マルチ検出器を備えたX線CT装置によるヘリカルスキャンで生成するべきX線断層像のイメージ厚を選択し(ステップST1)、該イメージ厚のX線断層像をシングルスライスCTで得る場合のX線照射線量をシングルスライスCT用照射線量決定アルゴリズムにより仮決定し(ステップST2)、スキャンプロトコルを選択し(ステップST3)、選択したイメージ厚に合致する照射線量補正係数テーブルから照射線量補正係数を読み出し(ステップST4)、該照射線量補正係数でX線照射線量を補正し(ステップST5)、管電流と照射時間の少なくとも一方を設定して断層撮影用スキャン条件を決定し(ステップST6)、ヘリカルスキャンを実行してX線断層像を表示する(ステップST7)。【効果】 被検体が不必要に被曝する不都合を防止できる。
請求項(抜粋):
並行して配列された複数の検出器列を有するマルチ検出器を備えたCT装置によるヘリカルスキャンで生成するべき断層像のイメージ厚を選択し、前記イメージ厚の断層像をシングルスライスCTで得る場合の照射線量をシングルスライスCT用照射線量決定アルゴリズムにより仮決定し、実行すべきヘリカルスキャンのスキャン条件を選択し、前記スキャン条件によるヘリカルスキャンを実行して得られる断層像の画像ノイズ値が許容値に対して過不足とならない照射線量になるように前記仮決定した照射線量を補正し、該補正した照射線量に適合した断層撮影用スキャン条件を決定することを特徴とする断層撮影用スキャン条件決定方法。
IPC (2件):
A61B 6/03 320 ,  A61B 6/03 330
FI (2件):
A61B 6/03 320 Y ,  A61B 6/03 330 B
Fターム (10件):
4C093AA22 ,  4C093BA10 ,  4C093CA34 ,  4C093EB18 ,  4C093FA18 ,  4C093FA20 ,  4C093FA36 ,  4C093FA52 ,  4C093FA56 ,  4C093FA59
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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