特許
J-GLOBAL ID:200903051869332045

ヒートポンプ式自動車用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-244496
公開番号(公開出願番号):特開平10-086648
出願日: 1996年09月17日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 自動車の車室内をエンジン冷却水と冷媒を用いて冷暖房するようにした「ヒートポンプ式自動車用空気調和装置」を提供する。【解決手段】 自動車の車室内をエンジン冷却水と冷媒を用いて冷暖房するヒートポンプ式自動車用空気調和装置において、暖房立上がり時に主としてコンプレッサ2により加圧された高温のエントロピー変化した冷媒を熱源として用い、しかもこのとき冷媒が円滑に流れるようにキャピラリチューブを冷媒膨張部材5bとして使用し、より高い暖房性能が起動時から十分発揮されるようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
第1ユニット(10)の風路(10f)内に、エンジン冷却水が内部循環されるヒータコア(11)と、コンプレッサ(2)及び第1コンデンサ(3)とともに冷房サイクルを構成する第1内部熱交換器(12)とを配置し、第2ユニット(20)の風路(20f)内に、前記冷房サイクルの冷媒の一部が導入されるように開閉弁(V)を介して前記第1内部熱交換器(12)と並列的に接続されかつ相互には直列的に接続された第2コンデンサ(21)及び第2内部熱交換器(22)を配置し、当該第2内部熱交換器(22)の流出側に接続されかつ前記第1及び第2ユニット(10,20) の風路(10f,20f)外に設けられたサブ熱交換器(30)により前記第2内部熱交換器(22)より流出された冷媒を前記エンジン冷却水の一部で加熱し冷房サイクルに戻しコンプレッサ(2)に帰還させるようにしたヒートポンプ式自動車用空気調和装置において、前記第1又は第2内部熱交換器(12,22) の内、少なくとも第2内部熱交換器(22)に設けられている冷媒膨張部材(5b)を固定開度式のものとし、前記冷房サイクルの冷媒が一旦アキュムレータ(31)を通って前記コンプレッサ(2)に帰還されるように構成したことを特徴とするヒートポンプ式自動車用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624
FI (2件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624 H

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