特許
J-GLOBAL ID:200903051871881820

スクロール流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-252833
公開番号(公開出願番号):特開平6-101665
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 円弧部分での接触による騒音・摩耗の増大の恐れがなく、またシール性の低下もほとんどない信頼性の高いスクロール 流体機械を得ることを目的とする。【構成】 円弧部分での接触を避けるために従動スクロール 渦巻突起体の外円弧または駆動スクロール 渦巻突起体1aの内円弧1eの切り取り量1jを、渦巻突起体形状諸元と径方向すきまの関数として与える。さらにこの時、駆動スクロール 渦巻突起体の外円弧半径を従動スクロール 渦巻突起体の外円弧半径より大きくする。また、円弧部分での接触を避けるために、双方のスクロール 渦巻突起体形状を同一とし、それぞれの渦巻突起体の外円弧および内円弧の中心をインホ ゙リュート曲線の基礎円上に配置させる。
請求項(抜粋):
互いに異なる軸心上で自転し、平板上に渦巻状の突起体を設けた駆動スクロールおよび従動スクロールを備え、駆動スクロールおよび従動スクロールの双方が供働して圧縮室を構成し、双方の渦巻突起体の外周部はそれぞれ同じインホ ゙リュート曲線で形成し、内周部は駆動スクロールの渦巻突起体を外側のインホ ゙リュート曲線に滑らかに接続する半径R1の外円弧と内側のインホ ゙リュート曲線に滑らかに接続する半径(R2+r)の内円弧で形成し、従動スクロールの渦巻突起体を外側のインホ ゙リュート曲線に滑らかに接続する半径R2の外円弧と内側のインホ ゙リュート曲線に滑らかに接続する半径(R1+r)の内円弧で形成したもので、両スクロールの渦巻中心間距離が径方向にすきまのない状態である正規の渦巻中心間距離rよりもbだけ短いスクロール流体機械において、従動スクロール渦巻突起体の外円弧部分もしくは駆動スクロール渦巻突起体の内円弧部分の渦巻厚さを、ε>-r+[r2+4e1sinΨ{e1sinΨ+rsin(ξ1+φ+Ψ)}]0.5-bξ1=tan-1{a/(m+fcosγ)} (0≦ξ1≦π)a:インホ ゙リュート曲線の基礎円半径φ:インホ ゙リュート曲線との接点から測った上記円弧の角度(ただし、R1=R2であってもよい)で示されるεの量だけ薄く形成したことを特徴とするスクロール流体機械。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F01C 1/02 ,  F04C 15/00

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