特許
J-GLOBAL ID:200903051879628465

厚板の圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-246825
公開番号(公開出願番号):特開2002-059207
出願日: 2000年08月16日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】【課題】 加熱炉で加熱されたスラブを複数の圧延パスからなる圧延パススケジュールで厚板圧延する際に板先後端部に発生する折れ込みメタルフローに起因する表面疵の発生を防止してクロップ切り捨て量の少ない製品歩留まりの高い厚板の圧延方法を提供する。【解決手段】 任意のスラブ加熱条件(初期値)より計算された圧延開始前のスラブの3次元温度分布と所定の圧延パススケジュールに基づいて圧延形状演算手段を用いて圧延後の板先後端部の括れ量とクロップ量を計算し、前記括れ量と前記クロップ量の少なくとも一方が許容値を超えたときには前記スラブ加熱条件を修正して上記一連の計算を繰り返し、前記括れ量及び前記クロップ量がともに前記許容値以下となったときのスラブ加熱条件でスラブを加熱することを特徴とする。
請求項(抜粋):
加熱炉でスラブを加熱し、その加熱されたスラブを複数パスからなる圧延パススケジュールで圧延する厚板の圧延方法において、(1) 加熱炉でのスラブ加熱条件を任意に与え、(2) そのスラブ加熱条件から圧延前スラブの3次元温度分布を求め、(3) その圧延前スラブの3次元温度分布と所定の圧延パススケジュールから圧延形状演算手段により圧延後の板形状を予測し、(4) その圧延後の板形状から板先後端部の括れ量とクロップ量を計算し、(5) 前記括れ量と前記クロップ量の少なくとも一方が許容値を超えたときには前記スラブ加熱条件を修正して(2)〜(4)のステップを繰り返し、前記括れ量及び前記クロップ量がともに前記許容値以下となったときのスラブ加熱条件でスラブを加熱することを特徴とする厚板の圧延方法。
IPC (3件):
B21B 37/00 111 ,  B21B 37/00 BBJ ,  B21B 37/28
FI (3件):
B21B 37/00 111 B ,  B21B 37/00 BBJ ,  B21B 37/00 116 K
Fターム (7件):
4E024AA04 ,  4E024AA05 ,  4E024AA06 ,  4E024BB07 ,  4E024CC02 ,  4E024CC03 ,  4E024EE01

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