特許
J-GLOBAL ID:200903051892284724

多気筒エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-180301
公開番号(公開出願番号):特開平7-034933
出願日: 1993年07月21日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 各独立排気通路5a,5bの空燃比センサ9a,9bの劣化状態の違いに対応して集合排気通路7の空燃比センサ10による最適な補正を行う。【構成】 各気筒列1a,1bからの独立排気通路5a,5bのそれぞれにプリ触媒6a,6bを備えると共に、集合排気通路7にメイン触媒8を備える。各独立排気通路5a,5bのプリ触媒6a,6b上流にそれぞれ空燃比センサ9a,9bを備えると共に、集合排気通路7のメイン触媒8上流に空燃比センサ10を備える。ここにおいて、空燃比センサ9a,9bの信号に基づいて各気筒列毎に空燃比フィードバック制御を行い、空燃比センサ10の信号に基づいて空燃比フィードバック制御に対する補正量を算出するが、空燃比センサ9a,9bの出力周波数を検出して、各々の劣化度合を推定し、これに応じて前記補正量を振分けて各気筒列毎の補正量を算出する。
請求項(抜粋):
2つの気筒列をもち、各気筒列からの独立排気通路のそれぞれにプリ触媒を備えると共に、プリ触媒下流側で2つの独立排気通路を集合させてなる集合排気通路にメイン触媒を備え、更に、各独立排気通路のそれぞれにプリ触媒上流に位置させて空燃比センサを備えると共に、集合排気通路のメイン触媒上流に空燃比センサを備えて、各独立排気通路の空燃比センサ及び集合排気通路の空燃比センサからの信号に基づいて各気筒列毎に空燃比フィードバック制御量を設定して空燃比を制御するようにした多気筒エンジンの空燃比制御装置において、各独立排気通路の空燃比センサからの信号に基づいて各気筒列毎に空燃比フィードバック制御量を演算する制御量演算手段と、集合排気通路の空燃比センサからの信号に基づいて前記空燃比フィードバック制御量に対する補正量を演算する補正量演算手段と、各独立排気通路の空燃比センサの出力周波数を個別に検出する出力周波数検出手段と、検出された各出力周波数から各独立排気通路の空燃比センサの劣化度合を推定する劣化度合推定手段と、推定された各劣化度合に応じて前記補正量を振分けて各気筒列毎の補正量を算出する補正量振分け手段と、各気筒列毎の空燃比フィードバック制御量を各気筒列毎の補正量により補正する制御量補正手段と、を設けたことを特徴とする多気筒エンジンの空燃比制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F01N 3/24 ,  F02B 75/22 ,  F02D 45/00 312

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