特許
J-GLOBAL ID:200903051897538317
気流分級機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-139687
公開番号(公開出願番号):特開平7-323262
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 気流分級機内の部材への被分級原料の粒子の融着を防止し、装置の稼働率や生産性を向上させると同時に、高度な分級精度の長期維持を可能ならしめる。【構成】 原料供給ノズル46から原料選別室14内に噴射された被分級原料15をコアンダ効果による粒子径に対応した湾曲線状の飛散降下作用によって該当の排気流路7,8,9に分級する気流分級機31において、被分級原料15の粒子が衝突する機内の分級エッジ32,33等の部材の表面は、機械的な強度を確保する芯部材320,330の上に、ショア硬度が10〜50度の範囲となるポリウレタン樹脂膜321,331を被覆した構成とする。
請求項(抜粋):
分級エッジによって分岐させた複数個の分級用の排気流路が室の出口側に開設されるとともに入気流路が室の入口側に開設された原料選別室と、前記入気流路から各排気流路に向って流れる気流を生じさせる気流形成手段と、圧縮気体を利用して前記原料選別室内に被分級原料を圧送・噴射する原料供給ノズルとを備えて、前記原料供給ノズルから原料選別室内に噴射された被分級原料をコアンダ効果による粒子径に対応した湾曲線状の飛散降下作用によって該当の排気流路に分級する気流分級機において、被分級原料の粒子が衝突する気流分級機内の部材の表面は、少なくとも被分級原料の粒子よりも硬度の高い材料を用いて前記原料選別室内に流れる気流や被分級原料粒子の衝突によって撓むことのない十分な剛性を備えた所定の部材形状に形成された芯部材の上に、膜厚が0.5 〜 2mmの範囲でショア硬度が10〜50度の範囲となるポリウレタン樹脂膜を被覆した構成としたことを特徴とする気流分級機。
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