特許
J-GLOBAL ID:200903051905143300

電池構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-197362
公開番号(公開出願番号):特開平9-270249
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 上部キャップ、防爆板及び密封膜で構成されたリチウム電池用の防爆構造を提供する。【解決手段】 上記上部キャップは円形の平坦部と中央から突出した突出部とからなり、上記突出部の側壁にはV字状に切開され内側に折り曲げられた複数の切断ブレードが形成されている。上記防爆板は上記切断ブレードに接触しない範囲で近く位置し、その周縁は固定され電池の内部圧力が上昇すれば上方に膨らむように設置される。上記密封膜は上記防爆板の下部面にコーティングされ、融着して電池の気密性を保持する。
請求項(抜粋):
底部と、その上部に狭部とを有する円筒状の陰極ケーシングと;円形の平坦部と、この平坦部の中央部から上部に突出して上記平坦部と同軸的に形成された円筒状の突出部とからなり、上記突出部の側壁からV字状に切開され内側に折り曲げられた多数の切断ブレードと、上記切開及び折曲によって形成された多数の通孔を有し、上記ケーシングの上記狭部と折り曲げられた上部エッジとの間で上記突出部が外部に向かうように固定された帽子状の陽極上部キャップと;電池内部の圧力上昇によって上方に膨張するように固定された外部周縁を有し、上記上部キャップの下方に設置された円形のディスク状で金属材の防爆板と;上記ケーシングの内面と融着して上記ケーシングを気密状態に保持するための、上記防爆板の下部面にコーティングされた密封膜と;で構成されていることを特徴とする電池構造体。

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