特許
J-GLOBAL ID:200903051912340561

永久カレンダ付き時計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-119830
公開番号(公開出願番号):特開平5-142362
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 歯車だけで表示する永久表示時計を提供する。【構成】 この永久カレンダ付き時計は、2段から成り、それ自身が時間輪(1)により駆動される24時間輪(2a,2b)により制御される日付輪(6)を備えている。日付輪は、各月の終わりに24時間輪により駆動されるようになっている突出歯を備えた三つの回転輪(19,20、および23)から本質的に構成される重なった複雑な歯車列を備えている。日付円板の回転により決まるこのような三つの回転輪の各位置に従って、日付円板を1歩だけ(31日の月)、2歩(30日の月)、3歩(閏年の2月)または4歩(閏年でない年の2月)だけ前進させなければならない突出歯の数はそれぞれ1本、2本、3本、または4本である。本発明の構造は、日付輪を割出すジャンパばねを除いてはレバー、揺り棒、および戻りばねをすべて回避している。
請求項(抜粋):
永久カレンダ日付機構を備え、その日付は文字板を貫く開口を通して、または文字板に施されてこれを指針が指すようになっている目盛上に、現われ、前記機構は、24時間に1回転し且つ時計の時間輪(1)と噛合っている24時間輪(2a,2b)と、31本の歯(42)を備えた日付輪(6)とから構成され、前記24時間輪は時間輪と噛合う歯(41)の一つに半径方向に突出する第1の長歯(40)を備えており、前記日付輪が回転の終わりに前記第1の長歯により1歩だけ前進するように構成されている時計において、前記24時間輪(2a,2b)が、前記第1の長歯(40)のあとに続いて連続する3本の歯(41)に重なる位置に半径方向に突出した第2(43)、第3(44)、および第4(45)の長歯を備える一方、前記日付輪(61)は、24時間輪の第2の長歯(43)により30日の月(4月、6月、9月、11月)の終わりのさらなる1歩進により日付輪を回転させる第1の被駆動歯(46)と、閏年の2月の月の終わりのさらなる2歩進により前記24時間輪の第2(43)および第3(44)の長歯により日付輪を2歩歩進させる第1(46)および第2(47)の被駆動歯と、閏年でない年の2月の月の終わりのさらなる3歩進により前記24時間輪の第2(43)、第3(44)、および第4(45)の長歯により日付輪を3歩回転させる第1(46)、第2(47)、および第3(48)の被駆動歯とからなる一組の歯車(17,18,19,20,21,22,23)の重なり手段を備えていることとを特徴とする時計。

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