特許
J-GLOBAL ID:200903051914134438

二次電池の過充電及び過放電防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-223422
公開番号(公開出願番号):特開平10-117443
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 内部抵抗に起因する電池電圧の上昇に影響されないで二次電池の過充電を防止する。【解決手段】 FETドライブ部31により充電電流制御用FET32及び放電電流制御用FET33からなる充放電制御スイッチ回路3を制御する。電圧比較器42,43及び基準電圧源44,45によって単位電池電圧検出部4を構成する。電圧比較器51及び基準電圧源52により復帰電圧検出部5を構成する。マイクロプロセッサ部61は制御部6を構成し、この制御部6は周期的に充電電流を遮断して二次電池1を構成する単位電池1a,1bの電池電圧を検出し、検出した電圧が上限設定電圧以上であれば、FET32を遮断して充電を停止することにより過充電を防止する。また制御部6は、単位電池1a,1bの電圧が過放電防止のための設定値以下になるとFET32及びFET33を遮断して電池の過放電を防止する。
請求項(抜粋):
二次電池の充放電を制御指令に応じて制御するように前記二次電池の出力回路に設けられた充放電制御スイッチ回路と、前記二次電池の充放電端子間の電圧を検出する充放電端子間電圧検出部と、前記二次電池を構成する複数の単位電池の電池電圧をそれぞれ測定する単位電池電圧検出部と、前記充放電端子間電圧検出部及び前記単位電池電圧検出部からの出力に基づいて、放電停止時期、充電開始時期及び充電停止時期を判定して前記充放電制御スイッチ回路に前記制御指令を出力する制御部とを具備する二次電池の過充電及び過放電防止装置であって、前記制御部は、放電時には前記充放電制御スイッチ回路を放電可能な状態にする前記制御指令を前記充放電制御スイッチ回路に出力し、前記単位電池電圧検出部の出力から前記複数の単位電池の1以上の単位電池の電池電圧が過放電状態の検出のために予め設定した放電停止基準電圧以下になったことを検出すると前記放電停止時期の到来と判定して前記充放電制御スイッチ回路に放電動作を停止させるための放電停止指令を前記制御指令として出力し、前記充放電端子間電圧検出部の出力から充電電圧が印加されたことを検出すると前記充電開始時期が到来したと判定して前記充放電制御スイッチ回路に充電開始指令を前記制御指令として出力し、充電開始後は、周期的に充電電流の通電を遮断する遮断指令を前記制御指令として前記充放電制御スイッチ回路に周期的に出力し、前記充電電流が遮断している期間に前記単位電池電圧検出部の出力から前記複数の単位電池の1以上の単位電池の電池電圧が過充電状態の検出のために予め設定した上限設定電圧以上になっていることを検出すると前記充電停止時期の到来と判定して前記充放電制御スイッチ回路に充電停止指令を前記制御指令として出力することを特徴とする二次電池の過充電及び過放電防止装置。
IPC (4件):
H02J 7/00 302 ,  H02J 7/00 ,  H01M 10/44 ,  H02H 7/18
FI (4件):
H02J 7/00 302 D ,  H02J 7/00 S ,  H01M 10/44 P ,  H02H 7/18

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