特許
J-GLOBAL ID:200903051915326802

防爆機能を有する電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-047634
公開番号(公開出願番号):特開平9-245757
出願日: 1996年03月05日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 導電経路の遮断精度が向上し、感圧遮断機能の信頼性を向上できる防爆機能を有する電池を提供する。【解決手段】 ガスケット8は積層された端子板と中間感圧板の外周部を囲繞してなる断面C形湾曲部8aの下方部が固定板の外周部を抱持する断面L形屈曲部8dに一体的に連接し、断面L形屈曲部8dが周方向に間隔を置いて所定間隔で形成される。別構成としてガスケット8の垂直壁部8bの肉厚を断面C形湾曲部8aの底部8eの厚みの15〜70%とする。別構成としてガスケット8の垂直壁部8bの内周面と固定板の外周面との間に補強リングを介装する。別構成としてガスケット8の垂直壁部8bと固定板の外周面との間に断面C形湾曲部8aの底部8eの厚みの20%以上の間隔の空隙を設ける。別構成として固定板の上面に浅い凹部を設け、凹部の内周部に係合可能な下方突部を中間感圧板に設ける。
請求項(抜粋):
有底筒形の電池ケース(1)と、この電池ケース(1)に収納された発電要素と、該発電要素の一方の電極に接続されたリードタブ(2)と、該リードタブ(2)と電気的に接続され該電池ケース(1)の開口部を絶縁性の筒状ガスケット(8)を介して塞ぐ蓋要素とからなり、該蓋要素はガス抜き孔を有する金属製の端子板(3)と可撓性を有し破断しやすい中間感圧板(5)とガス透過孔(6a)を有する絶縁性の固定板(6)とを順次積層するとともにこれらの外周部を筒状の該ガスケット(8)で包被し、該リードタブ(2)の先端部を該固定板(6)に止着された導電部材(7)に接続するとともに該導電部材(7)を該中間感圧板(5)に溶接してなる防爆機能を有する電池において、該固定板(6)は該中間感圧板(5)よりも小径にしてその周縁部が肉厚に形成されてなり、該ガスケット(8)は積層された該端子板(3)と該中間感圧板(5)の外周部を囲繞してなる断面C形湾曲部(8a)の下方部が該固定板(6)の外周部を抱持する断面L形屈曲部(8d)に一体的に連接してなり、該断面L形屈曲部(8d)が周方向に間隔を置いて所定間隔で形成されてなることを特徴とする防爆機能を有する電池。
IPC (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34
FI (2件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-112151

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