特許
J-GLOBAL ID:200903051920880192

高意匠化粧板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光来出 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043407
公開番号(公開出願番号):特開平6-255066
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 化粧シートに施されている精密エンボスが、化粧板製造工程の加熱加圧による貼着工程において消滅することなく、しかも化粧シート自体の破断やちりめん状の発生等の表面欠陥のない高意匠化粧板の製造方法及びその製造方法により得られた高意匠化粧板を提供する。【構成】 絵柄層を設けるか又は設けない熱可塑性樹脂シートの少なくとも一方の表面に凹凸エンボスを施して化粧シートとする。この化粧シートを熱融着型の接着剤で基板表面に加熱融着する。前記接着剤は、少なくともその一部分が結晶領域を有し、少なくとも接着時の条件下では熱可塑性であり、その結晶領域の融点T<SB>m </SB>、前記熱可塑性樹脂シートのエンボス耐熱温度T<SB>em</SB>及び使用時の最大環境温度T<SB>a </SB>との関係が、T<SB>a </SB><T<SB>m </SB><T<SB>em</SB>であり、且つその接着温度T<SB>L </SB>が、T<SB>m </SB>≦T<SB>L </SB><T<SB>em</SB>であるものを選択する。
請求項(抜粋):
(1)絵柄層を設けるか又は設けない熱可塑性樹脂シートの少なくとも一方の表面に凹凸模様をエンボスして化粧シートとし、(2)前記化粧シートを熱融着型の接着剤で基板表面に加熱融着して接着する化粧板の製造方法であって、(3)前記熱融着型の接着剤が、少なくともその一部分が結晶領域を有し、少なくとも接着時の条件下では熱可塑性であり、その結晶領域の融点T<SB>m </SB>、前記透明熱可塑性樹脂シートのエンボス耐熱温度T<SB>em</SB>及び使用時の最大環境温度T<SB>a </SB>との関係が、T<SB>a </SB><T<SB>m </SB><T<SB>em</SB>であり、且つその接着温度T<SB>L </SB>が、T<SB>m </SB>≦T<SB>L </SB><T<SB>em</SB>である接着剤を選択することを特徴とする高意匠化粧板の製造方法。
IPC (5件):
B32B 33/00 ,  B32B 7/12 ,  B32B 31/06 ,  B44C 1/20 ,  B44C 3/02
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-072934
  • 特開昭52-073986
  • 特公昭53-036860
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