特許

J-GLOBAL ID：200903051923228100

イージィピール容器及びその製法

発明者： 生島 文雄 ,  安室 久和 ,  後藤 修 ,  持田 隆明
出願人/特許権者： 東洋製罐株式会社
代理人 (1件)： 鈴木 郁男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-317038
公開番号（公開出願番号）：特開平8-169470
出願日： 1994年12月20日
公開日（公表日）： 1996年07月02日
要約：

【要約】【目的】 フランジ部樹脂のはみ出し部乃至樹脂はみ出し片を、常に一定の形状及び寸法で確実に形成でき、フランジ部樹脂はみ出し片に十分の可撓性を付与できると共に、容器内方から外方への剥離力に対してフランジ部樹脂はみ出し片の付け根に応力集中を起こさせることが確実となり、更に容器内方から外方への剥離力に対して、フランジ部樹脂のはみ出し部乃至樹脂はみ出し片とピーラブルヒートシール樹脂層との間で剥離が生じるのが完全に防止され、しかも容器外方から内方への偶発的な剥離力に対しても密封信頼性が維持されるようなイージィピール容器及びその製法を提供する。【構成】 少なくともフランジ部上面がプラスチックで形成され、基体と内面側に設けられたピーラブルヒートシール樹脂層とを備えた可撓性ヒートシール蓋を重ね合わせ、ヒートシール部内縁乃至その近傍のフランジ部上面に、フランジ部樹脂に対する微小幅の食い込み部と、該食い込み部から容器中心側に延びておりしかも付け根が食い込み部に隣接するフランジ部樹脂はみ出し片とを設ける。

請求項（抜粋）：

少なくともフランジ部上面がプラスチックで形成されたフランジ付き容器本体と、可撓性ヒートシール蓋とをフランジ部でヒートシールしてなる容器において、前記ヒートシール蓋は基体と内面側に設けられたピーラブルヒートシール樹脂層とを備えており、ヒートシール部内縁乃至その近傍のフランジ部上面には、フランジ部樹脂に対する微小幅の食い込み部と、該食い込み部から容器中心側に延びておりしかも付け根が食い込み部に隣接するフランジ部樹脂はみ出し片とからなることを特徴とするイージィピール容器。