特許
J-GLOBAL ID:200903051923747825

衝撃遮断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土屋 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-191466
公開番号(公開出願番号):特開平5-185893
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 計器盤に設けた開口内に折畳まれた状態で装着されるエアバッグと、このエアバッグの上方に設置されかつ衝突時に分断されてその切片が上記計器盤の上縁及び下縁に向い瞬時にそれぞれ揺動するカバーと、上記エアバッグ用の加圧ガスを発生するガス発生器と、上記エアバッグ及び、このエアバッグを拘束するフランジが収容されると共に、上記カバーがその周囲に固定されたガス発生器用の支持具とから成るエアバッグ装置を備えた自走車両の助手席用衝撃遮断装置を改良し、上記カバーを凸面状にも、また凹面状にも形成できるようにすると共に、このカバーが衝撃的負荷によって塑性変形をせず、しかもエアバッグの膨出経路から完全に遠ざけられて、このエアバッグの膨出を妨げないようにする。【構成】 硬質合成樹脂製の網状ライニングから成る強化層7を上記カバー6の合成樹脂層内に設けると共に、この強化層7が上記合成樹脂層の被折曲部9において可撓性を有するようにする。
請求項(抜粋):
折畳まれているが膨張の可能なエアバッグと、弾性を有する合成樹脂層から成りかつこのエアバッグの上方に設けられたカバーと、計器盤の上縁および下縁に向ってそれぞれが瞬時に揺動可能でかつその被折曲部がヒンジ状に形成された切片に上記カバーが分割されるように、このカバー内を車両の進行方向と交叉してほゞ水平に延びると共にその両端では上記車両の進行方向に延びる薄肉合成樹脂の破断予定線と、上記エアバッグを急速に膨張させるための圧縮ガスを発生するガス発生器と、板台枠に固定されて上記エアバッグおよびこのエアバッグの取付け用フランジを収容しかつその周縁が上記カバーに固定された上記ガス発生器用の支持具とにてエアバッグ装置を構成し、このエアバッグ装置を上記計器盤に設けた開口内に収容しかつこの開口の内奥にしっかりと固定される上記板台枠に固着したことを特徴とする自走車両の助手席用衝撃遮断装置において、硬質合成樹脂製の網状ライニングから成る強化層7を上記カバー6の合成樹脂層内に設けると共に、この強化層7が上記合成樹脂層の被折曲部9において可撓性を有するようにした衝撃遮断装置。

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