特許
J-GLOBAL ID:200903051929640020

ディジタル自動周波数制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-194294
公開番号(公開出願番号):特開平11-041068
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 ディジタル位相変調された受信信号の位相を検出して量子化し、量子化された信号に対して一定周期異なる信号間の差分を演算し、得られた差分信号から位相変調成分を除くことにより位相誤差を求め、この位相誤差を積分した値により受信周波数を制御するディジタルAFC回路において、信号電力に対して雑音電力が大きい条件においても高精度に周波数誤差補正を行うことができるようにする。【解決手段】 位相誤差の絶対値があらかじめ定めれた値より大きいときにはそれを無視し、ディジタル信号処理のために2の補数形式の数値を用いたことによる正負の最大絶対値の差異をなくし、積分後の値に偏りをなくして周波数誤差を正しく補正する。
請求項(抜粋):
ディジタル位相変調された受信信号の位相を検出して量子化する量子化位相検出手段と、この量子化位相検出手段の出力信号に対して一定周期異なる信号間の差分を求める差分手段と、この差分手段の出力信号から前記ディジタル位相変調の位相変調成分を除去して位相誤差を求める変調除去手段と、この位相誤差を積分する積分手段と、この積分手段により得られた積分値により受信周波数を制御する制御手段とを備えたディジタル自動周波数制御回路において、前記変調除去手段と前記積分手段との間に、前記変調除去手段により得られた位相誤差の絶対値があらかじめ定められた値nより大きい場合には0、それ以外の場合にはその位相誤差をそのまま前記積分手段に出力する振幅制限手段を備えたことを特徴とするディジタル自動周波数制御回路。
IPC (2件):
H03J 7/04 ,  H04L 27/22
FI (2件):
H03J 7/04 ,  H04L 27/22 Z

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