特許
J-GLOBAL ID:200903051930887250

装飾模様を有する天然木化粧単板シート、その製造方法、および化粧単板シート/板ガラス積層品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-050182
公開番号(公開出願番号):特開平6-238825
出願日: 1993年02月16日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【構成】天然木単板6を乾燥引張り強度1.5 kg/5cm 幅以上の繊維質シートB8上に接着剤b7を介し積層圧着して一の単板シート片5a、5bを構成し、そして異種複数の該単板シート片を相互に嵌め合わせて一の単板薄シート2を構成し、さらに該単板薄シートを上記強度2 kg/5cm幅以上の繊維質シートA4上に接着剤a3を介し積層圧着して天然木化粧単板シート1を構成してなる。接着剤a、bは固化の後80°C〜150°Cの範囲に加熱されても流動しない性質を有する。【効果】提供される単板シート1は異種木目の嵌め合せ模様をなし、形状安定性が高く周囲の温湿変化により波打ち等が起きず、また熱圧締または曲面成形加工の過程を経ても異種単板間の継ぎ目に抜け等の不良も生じない。化粧単板シート/板ガラス積層品は、透明体を介し異種木目の嵌め合せ模様を明瞭に視認することができ、意匠的効果が大変高い。
請求項(抜粋):
(1) 接着剤aを介して単板薄シートおよび繊維質シートAを積層圧着して成ること、(2) 前記単板薄シートは、複数の部分に切り分けられており、その各部分にそれぞれ嵌められた異種複数の単板シート片より成ること、(3) 前記異種複数の単板シート片は各々、接着剤bを介して天然木の単板および繊維質シートBを積層圧着して成ること、(4) 前記接着剤aおよびbはともに、固化の後温度80°Cないし150°Cの範囲にまで加熱されても流動しない性質を有するものであること、そして(5) 前記繊維質シートAは、2 kg/5cm幅以上の乾燥引張り強度を有するものであり、また、前記繊維質シートBは、1.5 kg/5cm幅以上の乾燥引張り強度を有するものであることを特徴とする、装飾模様を有する天然木化粧単板シート。
IPC (6件):
B32B 21/10 ,  B27D 1/04 ,  B27D 5/00 ,  B27M 3/00 ,  B32B 17/06 ,  B44C 1/26

前のページに戻る