特許
J-GLOBAL ID:200903051931410180

含砒ドロス中の砒素の除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並川 啓志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-134416
公開番号(公開出願番号):特開平5-306419
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 砒素、銅、鉛等を含むドロスから砒素を効率的に除去することを目的とする。【構成】 砒素、銅、鉛等を含むドロスから有価物である銅を回収し砒素を除去する方法において、硫酸浸出工程及び中和工程で、その後の銅の置換採取工程で得られた硫酸第1鉄を含む溶液を前記硫酸浸出工程もしくは前記中和工程へ繰返し、前記溶液中の硫酸第一鉄を酸素又は空気で硫酸第二鉄(3価)にした後、中和剤を用いてpHを1〜4にすることにより、前記液中の砒素を鉄と共に除去する含砒ドロス中の砒素の除去方法。【効果】 ドロス中の砒素を効果的に系外に除去できる。さらに有価物であるドロス中の銅を97wt%以上という極めて高い率で回収可能となる。また銅を採取する際に、砒素の汚染を防ぐとともにアルシンの発生を防止することができる。
請求項(抜粋):
砒素、銅、鉛等を含むドロスから有価物である銅を回収し砒素を除去する方法において、後工程である銅の置換採取工程で得られた硫酸第1鉄を含む溶液の少なくとも一部を硫酸浸出工程及び又は中和工程へ繰返し、液中の鉄を共沈剤として使用するため前記溶液中の硫酸第一鉄を酸素及び又は空気で硫酸第二鉄にした後、中和剤を用いてpHを1〜4にすることにより、前記液中の砒素を鉄と共に共沈させ除去することを特徴とする含砒ドロス中の砒素の除去方法。【0001】

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