特許
J-GLOBAL ID:200903051931676732

磁気ディスク装置およびその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-340694
公開番号(公開出願番号):特開平9-180380
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】組立作業性に優れているとともに接続不良等の発生を防止可能な磁気ディスク装置を提供することにある。【解決手段】キャリッジアッセンブリ14の各アームには中継フレキシブルフラットケーブル(中継FFC)50が貼り付けられ、その一端に形成された第1の接続パッド50aにヘッドリード線46が接続されている。中継FFCの他端に形成された第2の接続パッドは、軸受組立体18の積層部内に位置している。基板ユニット17から延出した接続フレキシブルフラットケーブル(接続FFC)56の先端部は複数に分岐され、各分岐部に接続パッドが形成されている。各分岐部は、対応する中継FFC先端部と共に軸受組立体の積層部に挟み込まれ、接続パッドは中継FFCの第2の接続パッドに接触し接続されている。
請求項(抜粋):
所定の間隔を置いて積層された複数の磁気ディスクと、各磁気ディスクの上面および下面にそれぞれ対向して設けられ磁気ディスクに対して情報の記録、再生を行う複数の磁気ヘッドと、上記磁気ヘッドを上記磁気ディスクに対して移動可能に支持したキャリッジアッセンブリと、上記キャリッジアッセンブリを回動させ上記磁気ヘッドを磁気ディスク上の所望の位置へ移動させる駆動手段と、上記磁気ヘッドに対して読み取り信号および書き込み信号を入出力する基板ユニットと、を備え、上記キャリッジアッセンブリは、フランジの形成された一端とねじ部の形成された他端とを有する回転自在なハブ、および上記ねじ部に螺合されたナットを備えた軸受組立体と、それぞれ上記ハブが挿通された透孔を有し、上記フランジ上に積層されているとともに上記ハブから延出した複数のアームと、各アームの延出端に固定されているとともに上記磁気ヘッドを含んだ磁気ヘッド組立体と、上記ハブの外周に装着されて隣接する2つのアーム間に位置し、上記複数のアームと共に上記軸受組立体のフランジとナットとの間に挟持されたスペーサと、上記各アーム上に設けられているとともに、上記アームの延出端近傍に位置した第1の接続パッドと上記軸受組立体の近傍に位置した第2の接続パッドとを有する中継フレキシブルフラットケーブルと、上記各磁気ヘッドから延出し上記第1の接続パッドに接続されたヘッドリード線と、を備え、上記基板ユニットは、基板本体と、基板本体から延出した接続フレキシブルフラットケーブルと、を備え、上記接続フレキシブルフラットケーブルは、上記磁気ヘッドの数に応じて分岐し複数の分岐部を形成した延出端部と、各分岐部に設けられた接続パッドと、を有し、上記各分岐部は、対応するアームに設けられた上記中継フレキシブルフラットケーブルの第2の接続パッドに重なった状態で上記アームとスペーサとの間に挟持され、上記接続パッドを介して第2の接続パッドに電気的に接続されていることを特徴とする磁気ディスク装置。

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